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きしみ始めた国際結婚2015/03/10

きしみ始めた国際結婚
さて、
相棒ですがここのところ仕事の段取りに追われて疲労気味で精神的余裕がなくなっている
傾向であります。目が不自由になったママに代って色んな手続きや身の回りのことなどを
ヘルプするのに頭の中は自分の仕事のことでいっぱいいっぱいになってしまっていて
スペースがなく あからさまな苛立の表情すら浮かべます。

日本人の妻であったら手助けしたりと普通に出来ることが英語力のない私には
難しいいことが多々あったりで 嘆いてみても どうにもこうにもいたらないだけの
私のアメリカンライフの現状であったりします。

体力の低下や持病の偏頭痛に対する不安と将来についての絶望感すら口にし始めました。
その余裕のない状況下はあらゆるマイナス思考を増長させて、この頃では週末をクロスカントリースキーだのスノーシューだのと一人遊びしてしまう私。すっかりインドアになってしまった相棒は本を読んでいたり仕事の準備をしていたりするので家に居る時の私はパソコンへ向っていたりと、話しても単調なコミュニケーションだけの日常はよくありがちの夫婦の風景だったりしますが、そんな私たちのすれ違いさまをまるでルームメイトのようだと言い始めました。

マイナス思考になってくると私の英語力不足までが苛立ちの対象になってしまっているようです(悲)

上手く気持ちがかみ合っている時は全く問題としなかったことが 若干くたびれ
現象になってくると取るに足りない事でも苛立ちの種になってきます。

日本語で話せるのならもっと気持ちが伝えられるのに、こんな風に言いたいと
言ってるつもりでも言いたいことの半分も伝えることが出来ていないと思います。

微妙な気持ちの表現が出来ない時の言葉の壁が意思疎通を立ち塞いでしまい
国際結婚の難しい局面の一つになるのを実感します。


現実に、相棒が仕事が出来なくなった時には同時に生活も出来なくなります。

あと7年がタイムリミットです。
この頃その後は生きて行く術がないと口にするようになりました。

さて、
私も同様になんのあてもない将来のことを考えては不安材料しかなく
どうにもこうにも先の安住の暖かい灯りが見出せません。

そんな事を考えていてもどうにもならないワケで...
なのでこうして最低の衣食住が持てて生かされている今だけを見ようと
心がけているだけです。

やがて老いていく先の対策もとれない将来を悲観したとこ今更仕方ないし、
たとえ生活に困らない人でも大病を患ったりと人生何があるか分からない。
分かっていることはどんな人にも必ず平等にいつかはやってくる『死』だけ。


これまではそれぞれに私も相棒もなんとか生きてこれました。
だからと言ってこれまで通りにいかないのも容赦ない人生です。

その生きる術のない私のタイムリミットを向えた時はきっとタイミング良く
『死』を向えるのではないだろうかなどと想像しては楽観しているのであります。

老後の設計もなく無計画に生きてきた私の生きざまです。
自由奔放に生きて来た範疇でのたかだかの波瀾万丈人生です。

世の中にはそれはそれは壮絶な人生を強いられて歩んでいる人たちも沢山います。それに比べれば『壮絶さ』にはほど遠くあらゆるものが及ばずの甘ちゃん人生で、甘ちゃんの私らしく甘ちゃんの相棒らしくその最期はやってくるのではないだろうかと漠然と思うゆえです。

私の人生も相棒の人生もどちらかと言うと親の存在に恵まれてきた人生だと思います。半面ある部分で危機管理意識が低く あれやこれやと思いつきのまま自分の思い通りに生きてこれた人生だったと思います。

なので今更真面目に考えても どうにも考え直す余地もなく
それを悲観したところマイナス思考に潰されてしまうだけなので...

甘ちゃんには甘ちゃんらしいシナリオがあって甘ちゃんらしくどこまでも
能天気にやっていくしかないのが今のところの私の思考限界であります。