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ニューヨークで垣間みた兄弟愛2015/07/15

ニューヨークで垣間みた兄弟愛
さてさて、

私たちにとっての忙しい日程だったNY行きとボストン近郊でのベビーシャワー

パティーと予定通りになんとかこなすことが出来ました。

NYへ出向いた日は、

ランチを相棒のお兄さん宅で済ませてからさっそく地下鉄を使って

ブルックリンからマンハッタンへと三人で向いました。

相棒が行きたかったメトロポリタン美術館は私にとっても9年振りとなりました。

充実した印象派のコレクションだけでもあっという間の時間が過ぎしてしまう

ビッグな美術館で館内ウォーキングだけでもエクササイズを兼ねたと思います。

久しぶりに観るクリムトの作品の中では淡い色調で描かれたこの作品が

今回は目にとまりちょっとうっとりとしたのでした。そんな話をすると、

なんと相棒のお兄さんクリムトが大好きだと言うことを知りました。

↑download picture

その後、Neue Galerie New Yorkにあるクリムトと師弟関係のエゴンシーレー

のギフトショップを兼ねた喫茶店Café Sabarskyへ連れていってもらいました。

そこでディナーまでの小休憩をしてから お兄さんの奥さんと合流する

ブラジル料理店のある305 East 92nd St.へ向いました。

6月の誕生日だった相棒と今月の11日は私の誕生日でもあって、

ブラジルレストランでのお誕生日のお祝いを兼ねたのでした。

初めて食べるブラジル料理でMuqueca de Camarao (Gently braised shrimp

in coconut milk, sugarcane juice, fresh tomato & lemongrass served

w/ sauteed spinach, rice & farofa)ってのを注文してみました。

濃い味のイメージだったブラジル料理ですが、これに関してはけっこう繊細な

味でまとまっていて 私の口には合い美味しかったです。


帰りは奥さんが運転してきた車に乗って帰宅しました。建築士でもある奥さん、

車でマンハッタンまで乗りつけるなんてまるでマンハッタン映画のワンシーン

のようにカッコいい〜ですね!


次の日の朝はさっそくウォーキングに出向きました。住宅街を抜けて大きな

通りに面して歩けど歩けど車と通勤者と何台ものバスと住宅が目に入るだけで

めぼしいところは歩いた限り何も発見出来ませんでした。こうして見ると、

私たちが住むこのレノックス村はやはりスペシャルな所なんだって実感です :)


さて、

次の日は知人の作品が展示してあるブルックリンにある画廊を目指しました。

浜田澄子さんの作品とNYで再会するのは今年の私の中での大きなイベントの

一つでもありました。私の好きな頑張っている作家の浜田さんの作品です。

まさか異国で観るとは夢にも思っていませんでした。


再び奥さんのナンシーが最寄りの地下鉄まで送ってくれて地下鉄でブロンクス

からブルックリンは一時間くらいかかると言っていたお兄さんでしたが 途中で

前の電車がスイッチトラブルで停止してしまうトラブルに遭遇してしまいました。

ホームで暫く待っていたのですが、動かず違うラインで行くことになり地下鉄の

うだるような暑さの中を移動しながら迷い考えるお兄さん 相棒はお兄さんに

すべて任せているので口出ししないでひたすら付いて行くだけと言うのでした。

予定よりも大幅に上回ってしまった息苦しい地下鉄からやっと解放されてから

まずはトイレ探しであります。それから、炎天下のなか地図を見ながらお兄さん

の後にひたすらついていく私たちでした。

こうやって人任せにしてしまうとどこで降りたかすら覚えていない私なのです。

まずは、ランチをしてからギャラリーを探しました。


その時の様子は、こちらの作家の浜田さんのブログで見ることが出来ます。

↓   ↓   ↓ 下記をクリックして是非ご覧くださいませ。
Art Anne Rose のアートな生活

彼女は面識のない方だと私を言っていますが、

かれこれ十数年は会っていないでしょうか... 実は私たち面識があるのです。

もし作家の浜田さんがNYにお見えになっていれば、

そこで再会を果たしていたのですが今回は逃してしまいました。


それから再びマンハッタンへ戻り、ディナーまでブラブラしながらお茶をしたり

日本食のマーケットで買い物をしたりして過ごしました。再び待ち合わせした

ナンシーと娘さんと合流して日本食のラーメン店でラーメンを食べました。

味噌ラーメン今まででアメリカで食べた中で一番いけたかもです。

車で再び家に戻ると、

なんと私のために名前入りのサプライズケーキが用意されていました。


壁に掛けられたドローイングの一つにはなんとドガのオリジナルがあって

奥さんのお婆ちゃんのものらしいです。

因みに日本でもお馴染みのドガやゴッホでは全く通じずで、

デガとヴァンゴーというそうですが 日本人の私にはピンときませ〜ん。


今回のNYCでは地下鉄のチケットから全部おごりで面倒をよく見てくれた

お兄さんは弟思いであり 相棒はお兄さんをどんな状況でも立てていて

今まで相棒とお兄さんの関係をこんな風に見たこともなくなんだか言葉を超えた

兄弟愛を垣間みては兄妹愛に恵まれない陰ってしまった自分の境遇にシミジミ...

やっぱりきょうだいの存在っていいもんだな〜と思いました。

色んな意味で、

ちょっとしたいい感じで過ごした今年のニューヨーク行きとなったと思います。