着物を着たアメリカ人の女の子に感化されて2015/08/02

ここレノックス村は一日中観光客で賑わうシーズン真っ只中であり

愛嬌あるオータムは道行く人にかならず声をかけられる人気ものでもあります :)


そして一昨日のこと 20代の女性が2人でレノックスの通りを歩いて

なんとそのひとりは一際目をひく着物姿ではありませんか!

思わずステキな着物ね!と声をかけて その可憐さに目が釘付けになっている

私にニッコリして通り過ぎたのでした。

若草色の着物地にオールオーバーに小さな花柄をちりばめたものでした。

皮のショルダーカバンを斜めにかけて 履物はカバンと同色のサンダルでしたが

それはそれでさまになっているではありませんか!

着物の丈は長身のせいかちょっと短めになっていましたが着物の裾が乱れない

ように 小股で歩くのを心得えているのか 歩く姿もサマになっていました!

前に個人レッスンのときにパット先生と着物の話をしたことがありました。

母は自分で裁縫した自前の着物をたくさん持っています。いずれ何だかの形で

処分するようになる話をすると パット先生は捨てるのはもったいないので

アメリカで何かの時に着るようにすればいいなんて言ってくれました。

しかし、どう考えても着物とはまったくもって無縁で生きてきた私には

無用な物にしか思えませんでした。


そして、

着物を着たアメリカ人の女の子のその可憐さを通して着物のよさを見直し

私の中で変化が起き始めました。

着れそうなまたはステキな着物を選んでアメリカへ持ってこようと考えています。

そして機会があれば着物をアメリカで着てみようかなって心境になってきました。

もちろん、着方を知りませんのでネットで着付け法を調べなければなりません。

そして、

着物の素晴しさを私に言ってくれたパット先生に 日ごろのボランティアで

私に英語を教えてくれるお礼も兼ねて着物一式プレゼントしようと思っています。





アメリカの大衆食堂でみた有名なシーン2015/08/04

アメリカの大衆食堂でみた有名なシーン
先日、隣町LeeのDinerでランチをしたときのことでした。

そのDinerは、

これぞ地元の住人が利用する大衆食堂って感じの雰囲気が満ちていました。

アメリカに住んで居ますのでDinerで食事する機会はごく普通にありますが、

ここの内装は 恐らくほとんど改装されてなく昔のまんまの状態を維持して

経営していているような食堂でした。カウンターの椅子の座る部分の

レザーは上から張り加えられていました。

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なんだか日本のラーメン屋さんと同じような雰囲気のカウンターですね。


小さなスペースに古いまんまのテーブルが詰め込まれたという状態で、

壁一面はここで食べた有名な人々の写真などで覆われていました。

こちらが声をかけない限り余計なサービスもないぶん金額も手ごろでかなり安め。

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この気取りないDinerの雰囲気とアメリカの古き良き時代の面影の中で

アメリカ定番のサンドイッチやホットドッグなどを食べることは

私にとってアメリカ在住の実感をも味わうひとこまでもあります。


強いて言えば 日本の古いまんまのお蕎麦屋さんでカツ丼を注文して

食べてる時の味わいでしょうか〜(お蕎麦屋さんのカツ丼好きなんです)


難を言えばトイレがやっぱイマイチで せめてトイレだけでも

キレイだったらと日本人の私は思ってしまいます。


そして会計は、クレジットカードが使えずすべてが現金払いです。


アメリカの小さな町にはまだまだこんなDinerがたくさんあると思います。

ここは度々通るところでありますが 地元の風景に溶け込んでいて目立たず

気にもとめていなかったのですが いつかそこのDinerに入ってみようで

レノックス在住2年目で今回初めて入ったのでした。


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このDinerのある小さな町Leeは観光客も多く 知る人ぞ知るDinerなのかも。

なんとこのJoe's Dinerは あのノーマンロックウェルの作品にもなってる

有名どころで この辺りの住人で知らぬは私たちくらいだったのかもしれません。


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ダイナーの特徴でもあるこのカウンター部分をモデルに描かれていて

“The Runaway”という題でSaturday Evening Postの表紙になっています。


その話をママに話したところ、そのことはとても有名で昔はよくランチしに

行ったと言っていました。

昨日、ご近所さんと4人のポットラックパーティで近所のレストランの

話題になった時にJoe's Dinerのこと もちろん皆さん知っていました。

昨日のポットラックは小規模で定番の太巻きとオリーブのドライトマト漬け
芽キャベツのガーリック炒めなどを少しずつ持っていきました。



相棒自身もどうやら20年前にランチしたことあったらしいのですが

昔のことで覚えていなかったと言います。

特別のことは例え大昔のことでもたいがいは誰もが記憶していると思うのですが

う〜ん、やっぱ相棒はちと世間ズレているのでしょ〜か...


なにせ価格が安いので次には、ディナーで行こうってことになりました。


追伸:

相棒にレストラン店内での撮影は断固禁じられていますので

外観の画像以外はすべてダウンロードして拝借しました。



いつもと違う8月の風を運んでくるビジター2015/08/06

いつもと違う8月の風を運んでくるビジター
今日はいよいよ日本から友人がこのレノックスにやってきます。

私にとっては渡米以来の日本からの初めての訪問客になります。

外国慣れした彼女ですので気を使うこともないしなんの心配もなくラクラク。

この友人とはイタリアのモザイク校で知り合った25年来の付き合いになりますが

今どきでは京都在住の彼女とはもっぱらスカイプ交流が主流であります。


イタリアのラヴェンナで知り合ってから私たちって妙に波長が合うのでしょうか

ま〜しゃべるしゃべるイタリア以来 大袈裟に言えば止ることがありません。

何をそんなおしゃべりすることあるの(?)まったくです。

いずれにしてもユニークな友人のひとりには間違いありません。


彼女はNYにも友達が居て仕事の営業やらで ほとんどNYで過ごす予定ですが

実際にはどのようなNYの日々を送る彼女でしょうか。それほど想像を超える

ような臨機応変で物事に規制されない自由な発想を持った彼女なのであります。


NYCからピータパンバスで夜の9時にここレノックスへ着く予定です。


明日はレンタカーを借りて 相棒抜きで小旅行に出向きます。


アメリカ最大の現代美術館には是非行きたいというアーティストの友人で

まずはMASS MoCAへ向かい その後はウィリアムズタウンでクラーク美術館と

ウィリアムズ大学美術館に寄りそこからバーモントへ北上してマンチェスターで

一泊します。おおまかな予定ですが彼女との気ままな小旅行になりそうです。


次の日はグレイロック山で軽くハイキングを予定していますが

これは天候と彼女のコンディション次第になると思います。


ここレノックスでの生活に、

いつもと違う風を運んでくる彼女の4泊5日の滞在を楽しみたいと思っています。



NY州走行中 狐につままれたような出来事2015/08/11

NY州走行中 狐につままれたような出来事
水曜日の夜にやって来た友人は予定変更で5泊して今日のNY行きのバスで

友人宅へ戻りました。大きなアクシデントもなく賑やかな日々を過ごすことが

出来ました。
相棒もユニークな彼女が気に入ったようで

今回の滞在で相棒にとってもより身近な存在となったと思います。



明日からは3泊4日でニューハンプシャーへキャンプに行きます。

相棒の提案で戻って来たら2泊3日でコネチカット州 のMysticに

行くことになり現地で彼女と合流して再会する予定になりました。


さて、

今回のバーモンドへの小旅行中のことを忘れないうちに少し書いておきます。

帰り道は友達の提案でバーモント州からNY州に入ってのんびりと

ドライブしながら 次の行き先グレイロック山へ向うことにしました。

田舎道を走行していると突然後ろにパトカーがピッタリと付いてきているのに

気がついたのでした。え〜私たちの車?何か問題? 他に車もないしとりあえず

止らなきゃと判断して脇に停めました。車の中で友人と何が起こったんとコソコソ

と話しながら暫く待っていると警官が私たちの車にやって来て ”How are you

doing !” と挨拶され 35マイルのところを40マイルで走っていたことを

告げられましたがスピード出していた感覚もなく 内心(えっ?たった5マイル)

しかし、捕まれば たとえたった5マイルでも違反は違反になるわけで...

ちょっと生真面目そうなポリスを相手に内心(どんないいワケしても無理!)

分かっていても 私たちは旅行中で道に迷い全く気が付きませんでした〜 と、

(方向感覚抜群の彼女の要望でGPSを外していたのはラッキーでした)

何が起こってしまったんだろうかと戸惑うばかりの表情で対応しましたが

免許証とGCを提出させられ パトカーに戻り違反チケットを作成して戻って

来るんだなと観念していました。暫く待っていると免許証とGCが戻されて

今回は見逃すけど、制限速度に気を付けるようにと なんと笑顔になって

見逃してもらえたのでした。これはこれは信じられないことでした。

普通はノルマがあって見逃さないでしょ〜!

これってなんだか 狐につままれたような出来事でした。

相棒にその話をしたら なんてLucky girls!と言われたのでした。:)





忘れがたいプレゼントな日々2015/08/16

忘れがたいプレゼントな日々
6歳で初めて東京を目にしたとき あらゆる異国の地を初めて踏んだとき.

ギザのピラミッドを実際に目して涙に濡れたときなどなどその時々で.

深く印象的な瞬間の数々のよき思い出は私の心に焼き付いていても.

これほど感慨深い時の流れに癒された日々が私のこれまでの人生のなかで

どれほどあっただろうか......

これは決して特別ではない状況と風景なのですが 私の心を捉え

何ものにも代え難い価値観を魅せて深く深く語りかけてくれたのでした。

目の前に広がる広大な湖と青い空と美しい緑を覆った山並み静かな自然音の

深い深い囁きのなかでこれほど時間を忘れて佇んだことがあっただろうか.....

それに付け加えてすべて揃い尽くした何一つ不自由のないような別荘地の閑静な

佇み それらすべてが嫌味なくパーフェクトな状況で私の心を迎え入れてくれ

そして穏やかに深く包んで癒してくれたのでした。



ニューハンプシャーでの3泊4日のバケーションは予期もしない変更になって

結果的にすばらしい時を過ごすことができたのでした。


朝からの大雨のなかハイウェイを6時間かけて行き着いたキャンプ場でしたが

これがかなり期待外れでがっかりしてしまいました。

降り止まぬ大雨の中でキャンプ場内を視察してみると敷地内の行き止まりには

川が流れていてそのロケーションだけが救いでしたが ここはアメリカとは

思えないくらいすべて見通し出来るくらいの敷地内でかなり狭い所でした。

キャビンタイプは4つくらいで後はテントスペースになっていました。

予約したキャビンは通りに面していてロケーションの悪い位置にありました。

相棒の息子夫婦が到着してから コーヒーと水だけを買い物へ行き帰ってくると

驚くことに息子夫婦からの提案がありました。相棒の息子の奥さんの伯母さんの

別荘で2泊3日で過ごしてここへやってきた2人で もしここをキャンセルしても

構わないならここをキャンセルしたいとのことでした。

その理由は狭過ぎる ロケーションが悪い 窮屈過ぎる 犬だけ置いていけない

ルールがあって犬同伴不可の所に出かけられない。

相棒の息子の奥さんの叔母の別荘がまだ空いていて使える承諾も得たとのことで

そこへ急きょ移動することになったのでした。

そこはそのキャンプ地から40分くらい走ったウィニペソーキー湖畔にある

リゾート地でした。別荘地に相応しい申し分のないロケーションでこんなところ

に滞在できるなんて普通だったらけっしてあり得ない身分の私たちなのであります。

これはこれはなんてラッキーなことでしょうか!

相棒の息子夫婦は私たちを食事もドライブもすべて手厚く持て成しくれました。

大きなバケーションハウスで部屋数も多く家具も何もかも嫌味なく

すべてがセンスよく揃えられていました。

Dockから見渡す景観はまるで映画のシーンそのもの。

NHで一番大きな湖を2時間かけてのカヌーでもほんのほんの一部分。

今、NYに滞在しているあの友人が日本ら持ってきてくれた

7本指のピアニストをデッキで読書したりしながら これは私にとっては

小さな奇跡的な出来事の一つだな〜と噛みしめていました。

静かな湖畔でひとり佇み過ごす夕暮れのひとときは本当に感無量なときでした。

こんなところに予期もせず滞在出来たチャンスは神さまからの贈り物としか

言いようがないくらい 私の人生にとってすべてが揃ったこんな贅沢な状況には

到底手が届かず無縁なものであります。

そして、

この3泊4日の短い滞在によって ちょっと私の人生観に変化を覚えたような

心境にもなったと言っても過言がないような気がしている私なのであります。


P.S.

明日から予定していた2泊3日でコネチカット州のMysticに行きます。

NYからグレイハウンドでやってくるあの日本の友人をNew Londonの

バスステーションで拾うことになっています。

さてさてどんな2泊3日の小旅行になることやらです。