従順な妻がぶっち切れた ― 2016/09/03
引越しの片付けを大まかに終えた頃の私はやたらと不機嫌になっていました。
再々就職活動からずーっと今もバタバタしているような私たちです。
相棒の勤務は8月8日から始まり、22日からは生徒たちの新学期も始まり、
朝は早くも7時から先生たちとのミーティングで仕事開始になるそうです。
授業は8時ちょっと前から始まり4時半で授業が終わり、まだまだ慣れない
相棒は6時頃までバタバタとしてしまうもう一つの理由に、学校はまだ開校して
2年目で、校長先生を筆頭に先生たちも一丸となってフル稼働しているそうです。
ランチタイムに30分ほど費やすだけで、(相棒の場合はまだ慣れないのと、
性格的な要素を加えて)目が回るほど忙しい1日を送っているようです。
教師の仕事が好きなことだけが支えで頑張っていますが、ハードな一日を終えて
帰宅するとすぐに夕飯を済ませてからも、寝るまで仕事をやっています。
9時には就寝前の習慣になっている読書をして、すぐにも高イビキをかいて
寝てしまっている相棒で、相当に疲れている様子が伺えます。
これってまるで、働き者の日本人のような印象がしますが、何分にも毎日の事で、
こんな調子で体力不足の相棒が持つのだろうかと心配です。
半面、私としてはそんな相棒を見ていて羨ましくもあります。
今ではすっかりとないものねだりになってしまいましたが、 出来れば家事や
主婦をするよか仕事だけしている方がよいな〜って感じでもあります。
そんなハードな日々を送っているいっぱいいっぱいの相棒にとってなおのこと
心地よい空間と従順な妻の存在がどんだけ心の支えになっているか、分かっちゃ
いるけど、まだまだ修行が足りない私で、ときどきムクれてしまうんですね。
引越しの荷ほどきやら何やらと全て一人でやって、 週末には本を本棚へと私物
を整理するだろうと思いきや、週末の夜は映画観てリラックスしたいと言うし、
週末の午前中はビーチでリラックスしたいで、一体いつやるつもりなん!
そのムクれがピークに達したのは週末の食品の買い出しに行った時でした。
レジに並んでいる時に、携帯を取り出し操作を始めた相棒を見てビックリ!
私:『公の場で電話するのはよくない』
相棒:『私はただメッセージを聞こうとしているだけ』
私:『私はてっきり電話するもんだと思ってそう言っただけ』
(運転中に電話が鳴っていたのをすっかり忘れていました)
それに対して、何かとアドバイスが多すぎ!と言われた瞬間、我慢できる許容量
を超えてしまったのか、ぶっち切れてしまった私は何も言わずにその場を離れて
スーパーの外へ出てしまいました。しかし、足もなくこれ以上どこへも行けない
私が抵抗し行動できるのはここまででした : (
それから険悪ムードで、丸一日互いに口を利かない状態が続き、
新天地での生活が始まったばかりで、これじゃ〜良いわけないなと
思い直して私の方から折れて謝りました。
そもそも余裕のない相手に期待しても何も始まらないんですね。
相手がどうのこうのと言うその目線を、自分の足元の方に持っていくことが
先決ですね。戦いたいならそれからですね。
アメリカ生活では、まだまだよちよち歩きの私ですが、いつまでも甘えていては
いられませんね。自力で行動範囲と視野を広げていかなきゃと思います。
そうすることで、いっぱいいっぱいの余裕なし相棒も気にもならなくなる。
出来るだけ自力で前に進んでいかなきゃ〜です。
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