携帯からアクセス

Thank you for stopping by!

RSS

とてつもない孤独感がやってきた朝2016/12/13

とてつもない孤独感がやってきた朝

ひっそりとした悪天候の冬の風景の中で、とてつもなく孤独な自分を感じて

しまいました。 アメリカの大地の一部分をひたすら日課で歩き続ける私、

この地に生息する小動物の一つになったような単純化された自身の姿が

私の目の中に映し出され、誰もやって来ないようなこの空間に佇みながら

人間社会から隔離されてしまったような感覚に襲われた今朝のことでした。


夜中に降った雪が朝の雨に溶け始めていました。 通勤の車だけが行き交う

悪天候の朝、わざわざ歩いて出向く人影もなく人っ子一人いやしません。


この地域に生息する小動物と私の足跡だけが雪の上にくっきり残されました。


山に囲まれた以前住んだ地域ではこんな風景はありふれたことで、森の中へ

入ってしまえばそこでは鹿も熊も生息する自然の中で共存する私の姿であって

若干の警戒心を伴うことはあっても孤独な自分を感じたこともありませんでした。


ここの環境では、森らしい森もなく、どこまでも家並みが続き見渡せます。


こんなところで傘をさしながら歩く姿、傘をさしながら海を見渡すその姿は、

どんな風に人の目に映るのでしょうか。 そんなことで人の目なんか気にしなか

ったんですが、今朝の私はいつもと様子が違っていました。


すっかりと社会から切り離された私の人間としてのアイデンティティが薄らいで

しまっているようです。


とてつもない孤独感を運んできた悪天候、1日中気が滅入ってしまいました。



退屈と熱中が同居する生活2016/12/16

退屈と熱中が同居する生活

”退屈!” と....、

半分寝ながら吐いてしまったようで、この度ついに本音が出てしまいました。



 閉ざされたような生活空間で日々を送っているような私なのですが、

それとは相反するように、自分で言っちゃうのもなんですが、この際...

皮肉にも、私の内で感性だけが研ぎ澄まされていくのを感じています。


15年振りに日々コンスタントに絵の制作をしていて、自分の中で手応え感が


出てきて、面白くなってきています。 超個人的な世界なのですが、制作して


いる時の私はそこでは、萎縮した姿はなく堂々と自信に満ちてイキイキしていて

やはり何ものにも代えがたい私の唯一の拠り所であることを再確認しています。


”退屈!”

その時、明け方だったでしょうか...半覚醒状態だったと思いますが、

相棒を意識してか...英語で『I am so boring』と言ったのを覚えています。

すると、相棒がそれを言うなら、『I’m bored.』と訂正しました。

そして私、I’m so bored”と言い直して再び寝付いたと思います。



 後から考えて、“I’m so boring” と言ってしまうと『私はとても退屈な人です』

になってしまいます。頭で分かっているつもりだけど気を抜くと平気で間違って

言ってしまうようないつまで経っても英会話初心者から抜け出せない私です。


半分寝ながら吐いてしまった、退屈!は、かなり本音発言 なのかもしれません。

日々関わる人間は、な〜な〜の相棒だけじゃ〜いい加減、退屈!に決まってます。


相棒も離職してしまい、ボランティア活動に出かけるくらいの日常で、

正直な気持ち、二人で何やってんだか〜私たちこれでいいのかしらんって感じ

になることがあります。確かに早ければ定年していてもおかしくない年代では

ありますが、あまりの突然の出来事で心の準備がないまま何が何だかって感が

残っていて、やっぱりですね、夫は元気にフルタイムで働く姿がいいな〜って

のが本音部分に横たわっています。


こうしてほとんどを一緒に過ごしているせいでしょうか、この頃では毎日の家事が

本当に面倒になる時があります。もともと家事は決して好きでなく、来る日も

来る日もご飯作りに明け暮れているような感覚が嫌になってしまう時があります。

今では相棒もランチ作ったり夕飯時たま作ったりするのですが、あくまでも気が

向いた時だけであって、やってくれればありがたい気持ちになるくらいで、

やっぱり女性の方が家事の仕事に費やす時間は遥かに多いわけです。

どうしたってこうしたって完璧なシェアってわけにいかないのが現状です。


退屈さは、私の気の持ちようなので、多分相棒が仕事を始めてくれれば

解決していくことだと思います。

私の例のパートはやはり時間帯的にも気が向かず流してしまいました。

改めて他を探していくことにします。



ちょっとした変化が嬉しくなる2016/12/18

ちょっとした変化が嬉しくなる

朝起きて窓から外をのぞくと、すでに辺り一面真っ白になっていました。


朝一の散歩でオータムに久しぶりのゴム靴を履かせて外へ出ると、

子犬のように雪と戯れ、はしゃぎはしゃぎ弾けながらオータムも

私同様にレノックス時代を思い出していたでしょうか。


久しぶりの雪にスノーシューでウォーキングを開始して、 ビーチ沿いにある

公園とグラウンドを覆った雪の上をサックサックと踏みながら歩きまわり

これだけで汗を掻くので雪の日のウォーキングは持ってこいのエクササイズに

なります。 レノックスに住んでいる時は、早朝の歩道をクロスカントリーで

颯爽にエキササイズしてる人も居たりで、雪の多い地域ではそんな光景は普通の

ことでしが、この地域の様子はやはり違っていて、週末いつも会うランニング

している人たちもウォーキングしている人たちも今朝は見かけませんでした。


こんな日にふさわしく目先を変えてスノーシューで歩いてみれば様になってか、

車の中から通りすぎながらGood!サインを出してくれる人もいました。


次はクロスカントリースキーをしようと相棒も誘いその気になってくれていた

のですが、残念ながら10時過ぎた頃には、雪から氷晶雨になってしまいました。


本格的な雪景色にスノーシュー、もちろん前のようにケネディーパークでやる

ようには満喫できませんが、それでも積もったばかりの真っ白な雪の上を軽快に

サクサクサクとリズミカルに歩くのはなかなか気分がいいものです。


日常にいつもと違うことを少しやるだけでも気分が改善されたりします。

やっぱ同じところばかり見ていては視野も狭まりモノも見えなくなったりで、

こんな時には目先を変えて気分転換を図れば何か新しい発見があったりしますね。



自分の正直な気持ちを優先した結果2016/12/20

自分の正直な気持ちを優先した結果

子供を持つ相棒と子供を持たない私が再婚したのですが、このケースで夫の

家族と関わる時に、どうしても相容れない場面に遭遇することがあったりします。


相棒のママが亡くなって今年初めてのママ不在のクリスマスになるのですが、

アメリカ滞在5回目でとうとうこじんまりした血縁関係濃厚な家族だけの

クリスマスパーティーとなりました。 相棒の息子夫婦の家で息子の奥さんの

ご両親と息子のお母さんと相棒と私、(次男はサンゴ礁再生プロジェクトの

仕事でアメリカ不在)このメンバーで合同のクリスマスを考えているけれど、

それで良いかどうかの確認メールが随分も前の事ですが相棒に届きました。

相棒、それでもよいかと聞くのですが、私一人反対する理由がありませんね。

しかし相棒には、私は当日病気になって欠席することを言いました。


相棒の妻として精一杯笑顔で参加して、お孫ちゃんを取り囲んで濃厚な血縁関係

だけの中で両家のお祖父ちゃんお祖母ちゃんに混じって和気あいあいするのも

なんだか私だけどうしたって取って付けたようで滑稽でもあり決して居心地が

いいとは言えず楽しく過ごせるわけがありません。 そんな場に無理に混じって

いじけたくない自分の気持ちを優先することで一線を画すことにしました。


例えば、別れた奥さんが再婚した夫と同席するなら話は別で、私の気持ちも緩和

されるので普通に出席しますが、前妻さんは再婚せず次男と二人暮らしです。





お孫ちゃんFirst Birthday Partyを辞退して

この時に欠席する理由と気持ちをメールで伝えたので解ってると思っていました。

しかし今まで相棒の息子夫婦のクリスマスは大忙しで、自分の母親と奥さんの

ご両親、お婆ちゃんと私たちが居たレノックスで3箇所のクリスマスパーティー

に奔走していたのでした。お婆ちゃんが亡くなったことで、結果的に一つに

まとめて一回で済ませることを選択したんだと思います。


相棒が再び、私の妻として参加してくれないかと言ってきましたが、

もう今までのように無理して我慢していい子ぶらないことにしました。


大人気ないのかもしれませんが、どうしたって行きたくないのが私の本音です。

そして、家族水入らずで楽しんできてと心から言える私はその場に参加しない

ことでいじけることもなく本当に気楽な気分です。

逆にその濃い血縁関係の中に一人加わることでいじけが発生します。


25日のクリスマスは相棒と二人で料理して水入らずで過ごす予定です。


私のアメリカでの家族は血縁関係はなくても信頼関係で繋がった相棒とオータム、

そして心の中に生き続ける相棒のママとジャズだけです。

子供のいない私には、小さな小さな家族ですがそれで十分であります。



みみっちい気持ちvs おおらかな気持ち2016/12/22

みみっちい気持ちvs おおらかな気持ち


なんて温和で健気な私への対応でしょうか 正直な気持ち参りました!


前回のブログにクリスマスパーティーのことを更新したその夜に、相棒の息子の


奥さんからのメッセージを受け取りました。
お孫ちゃんの可愛い画像と5人の


the stockings for all of the grandparentsのデコレーション画像を見て


その微笑ましさに気持ちが和みました。私には子供が居ないので孫とか

おばあちゃんとかの
感覚が皆無でどうしても受け入れられないんですが、


それにしてもなんて粋な計らいで微笑ましい画像付きメッセージでしょうか!


メッセージには、

私たちがどれだけあなたを愛しているか知って欲しいこと、



あなたが気持ちを変えてくれることを望むこと、


特に私のママはあなたに会えないことを寂しがるでしょう。


うぅぅ〜.......グッと心に届いてきました。


うぅ〜、、相棒の家族の皆さんは本当に本当に嫌味のない人たちです。


それにも関わらず、私の心はかたくなになってしまうんですね。
実にみみっちい


自分に心が痛んでしまいます。だからと言って、ここで情に流されて私の主張を

簡単に変えてしまっては今まで私が悩んでいたことが水の泡になってしまいます。

なんだかね〜って感じの私であり  時々、訳がわからなくなったりで...


何もかも丸く収めるのが良いに決まっていて、表面的にはいつもおおらかな気持


ちでありたい私だったんですが...今回は私の内面のみみっちい部分を優先させて



今年のクリスマスはやっぱりパスします。