サンドイッチとおにぎりの二人三脚

何が原因なのか・・・

仕事の帰り道、一体私の身に何が起こってしまったのかと緊急事態で必死に家に

帰り着きました。もちろんこんな経験初めてのことでかなり動揺しています。



先週の土曜日のことで、やはりキッチンマネージャーのお休みの日でした。


先々週の土曜日に、仕事の流れの対応に対して私が文句言ったことで、

話し合いあって少し改善されたのか、それとも偶然なのか分かりませんが・・・

次の時にはいつもマシンの方をやっていた男性が手洗いの方をやっていて、

ここの所は仕事に入るとその男性がそのポジションで一応やっています。


あるウエイトレスさんが、下げてきたお皿を持ってきた時に私にさり気なく

"You did good job!"って言ってきました。これってすでに噂になっていた？


私にはこの職場でどれだけの人たちに色んな話が通じてるのか全くその関係性が

見えません。 誰がこのレストランのオーナーで誰が親族として働いているのかも

分かりません。恐らく、あの年配の女性がオーナーに違いない、恐らくあの年配

の女性数人たちも親戚に違いないと想像するだけです。


ここでは比較的年配の人たちが現役でウエイトレスの仕事をしています。

大きな重たいトレイに乗った料理を手際よく肩に乗せて普通に運んでいく姿を

見ていると長年の経験がなければ出来ないことだな〜と感心しています。

いくら体力のある私でもこればかりは経験なしでは今からではムリです！

年配の人達は長くここで勤めているような雰囲気ですが、実際にどうなのかは

分かりません。


忙しいとウエイトレスやお皿下げ係りを含めてテキパキとホールとキッチンを

行ったり来たりで忙しそうに動いているんですが、

キッチン内の洗い場での様子と言えばここの所、慣れてきてようやく分かって

きたんですが、どんなに忙しくっても飛ばさない、比較的マイペースを維持して

いるような傾向を見ます。どうしても色んなことに気が回ってしまう私は出来る

だけあれこれと無駄のないように動いてしまうのですが、どうもその男性の動き

を垣間見ているといつも落ち着いています。先週の土曜日、マシンの方でその男性

と久しぶりにやって彼の動きを改めて観察していて、どうしても私が進んでやっ

てしまうので、その私の動きを知ってか比較的ラクな方を選んでいるようにも

見えてしまうこの頃です。


キッチンマネージャーがお休みの土曜日のオーダーストップ9時半を過ぎた時間

帯になると、調理人たちも片付けモードに入りリラックスモードになっておしゃ

べりが盛んになってきます。もちろん、忙しくピークを過ぎて一区切りなので

いいのですが、マネージャーが居るときと居ない時のその雰囲気の落差が

明らかなことに気が付いてきました。 そう言えば、先週ピザ担当の感じのいい

男性が私にガリックトースト食べるならと一欠片を隠すようにカウンターに置い

てくれて私に目配りして隙を見て食べてねって感じでその男性は自分の仕事を

終えて退社しました。彼とは私が働く時間帯で週１、２回会うくらいですが、

自ら自分はいい人だって言っていました。 ってなことをあえて言うのは、

他のスタッフたちが自己本位で少々ふざけてるってことなんかな？？？


掃き掃除とモップがけ重たいゴミ出しは男性が、残った洗い物の仕上げとシンク

の掃除は私が担当で定着してきました。この掃き掃除とモップがけがをやはり

垣間見ていると、私に言わせてもらえればスローな動きなんですね。


この土曜日に一人で最後の仕上げに入った時に、急に胃が痛み始めました。

あと30分くらいなのでと思い時折痛む胃をこらえながらテキパキ終えると、

それぞれのポジションの仕事を終えてか、数人が一箇所に集まって談笑していま

した。一応、洗い場のスタッフはバックヤードに通じる床を最後にモップがけし

てから終了になります。真面目な高校生がまだモップがけしていたので、モップ

とセットになっている汚れた水が入っているバケツを外して外へ水を捨てに

行きました。戻ってくると数人がそこで電子タバコを吸っていました。

いくら電子タバコでもキッチン内でのその行いはいいの～って思う初めて目に

する光景でした。キッチンマネージャー不在なこの土曜日に最後の最後まで

仕事をやったのは真面目な高校生と私だけでした。


ここからが本題になってしまいましたが、

仕事を終えて帰宅途中に胃の痛みから吐き気を催してしまい、ちょうど脇にスペ

ースがある所があってそこに止めて、外で激しく三回嘔吐してしまいました。

一台の車が徐行して私の様子を伺っているようでしたが、走り出してホッとしま

した。夜中で暗い道は、やはりちょっと怖いので一刻も早く家に帰りたくまだ

スッキリしないまま、車に乗って走り出すと、なんと再び込み上げてしまい、

悲惨なことにも運転しながら密室状態の中で嘔吐してしまったのでした。


服も車のシートも手で押さえて汚れた手で握ったハンドルもたいへんなことに！

家に帰り着き、再びシンクで激しく嘔吐、それに伴い激しい胃の痛み、しかし、

ここはアメリカでそう簡単に緊急病院へ行けません。すぐに相棒が車の掃除、

汚れた服の手洗い、お風呂の準備から全て面倒見てくれました。


全て吐き出してその後は吐き気も治りましたがベッドでへたばりグッタリ〜、

すると相棒、Oh,my God!!!を連発して、なんとオータムまで嘔吐したそうです！

なんてこった！何故何故オータムまでが⁉️

幸いにその時の現象だけで、次の日はいつものように過ごしていました。



クラスも仕事もない貴重な日曜日は、お粥つくって一日中 休んでいました。

この仕事、確かに内容は簡単であってもラクではありません。


そして、キッチンマネージャーから欠勤者が出てヘルプの電話がありました。

私が電話に出ない時は、相棒の方に連絡が入ります。私も病気ってことで、

多分月曜日にはいつものように出れると思うと伝えてくれました。その時に、

マネージャーが相棒に確認したようで、はじめは３日の労働ってことだったけど

４日労働にして彼女は大丈夫だろうか、She is really good workerと言って

いたそうです。私はそれを聞いてホッとした気持ちになりました。


今回の原因は、過労なんでしょうか...

確かに誰にでも出来る簡単な仕事ですが、ラクな仕事ではありません。

長く続けて行くための今後の私の課題は、 ここは日本ではないので、

郷に入れば郷に従えで、もっとゆっくりペースで仕事を進めること！

これを身につけなければ、周りのスタッフにいいように扱われるだけです。

周りの状況に合わせたペースを少し学んでいくことにします。


まだ本調子ではありませんが、とりあえず今夜も行ってみます。