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再び英語でプレゼンテーション_ 縁の下の力持ちのような偉人2018/05/01

再び英語でプレゼンテーション_ 縁の下の力持ちのような偉人

プレゼンとは言っても、これはESLクラスでの授業の一環であって、プレゼン

としての完成度の良し悪しは全く抜きな話なんですが、一つだけ心がけたのは、

去年、アメリカ州コロラドのプレゼンの時には、スライドに取り入れた説明文

が多すぎたので、今回は分かりやすさを意識してシンプルに仕上げてみました。



今回のテーマは、アフリカ系アメリカ人の発明者と言うことで、クラスは

15名くらい居て、それぞれの発明者の名前だけを受け取りました。


私が受け取った名前は、”ヤン・エルンスト・マッツェリガー”と言う、

聞いたこともないような、まったく検討もつかない人物でありました。


プレゼンのために調べていくうちに、私たちに最も身近な一つである靴のために、


一生を捧げて低価格で販売できるように靴製造機械を発明した偉人さんでした。


マッツェリガーによる機械の発明がされる前までの19世紀のその当時の

靴の上部と靴底を合わせる最終作業は、人の手によるもので、それを合体して

一緒に縫い合わせるのは熟練した専門家の仕事で、10時間労働で、約50組の

仕上げ作業が限界だったそうです。


前向きなマッツェリガーは靴工場で働きながら、その手作業を観察して

靴の上部を靴底にどのように結合できるかを理解し考えて、機械製作のための

図面を起こしっていったそうです。


それから、1日あたり最大700個の靴を生産することができるのマシンを作り上

げたその靴の製造機械の成果は、消費者のための高品質の靴の低価格と熟練して

いない労働者のためのより多くの雇用を可能にしていったとのことです。


マッツェリガーは手作業での靴作りに大革命を起こした発明家で、 19世紀に

靴産業における大きな功績を残したにも関わらず、彼が黒人であると言う理由

だけで最近まで歴史誌には触れられていなかったそうです。


1991年になってやっとマッツェリガーを称賛する29セントの切手が発行された

そうです。


私が見た限りでは日本語によるマッツェリガーについてのサイトは一つも見つけ

ることが出来ませんでした。私たちに欠かす事の出来ない当たり前に毎日履いて

いる靴ですが、こんなところにもそんな話の背景があったなんて考えもしない

事であり、昔の発明者は偉大だな〜って改めて感動してしまいます。


靴作りに新しいプロセスを発明するために短い生涯を捧げたこんな素晴らしい

縁の下の力持ちのような偉人がメジャーでないのが不思議でしたが、

もしかしたら、一部の靴業界では有名人なのかもしれませんね。


英語クラスでの2回目のプレゼンで、今回は、文を読むだけでなく、テーマが

身近な靴なので比較的言葉にもしやすく、ページ毎に事前に考えて覚えた言葉を

入れながら進行させました。

先週に始まって、私は早くも2番バッターで終え、今週はまだ半分以上の人達の

プレゼンが残っています。それぞれの個性でPowerPointで作られたスライドを

見るのは、それぞれのこだわりどころを改めて知る楽しさがあります。


そして何よりもですね、自分を見直す為の一つの方法となったりします。


そんな意味も含めたプレゼンのスライド作りは、色んな意味で勉強になりました。


人はあれもこれもでつい欲張ってしまう傾向があるので、色んな物事が捨て

がたいのですが、最低限必要なものだけを残しながら要らないものを切って

いくと、思った以上の結果が得られて頭も心もスッキリしていったりします。


レオナルド・ダ・ヴィンチの言葉にもある「シンプルさは究極の洗練」、

これって全てに言えることだと思いますが、実際にはなかなか難しいことで

あって、例えば身近な自分のブログでさえ、あれもこれもと、話し言葉のように

書いてみたりで、ゴチャゴチャになってしまいます。

たかが個人的なブログだからこのスタイルでもいいと思うのですが、

もっとシンプルさを心がけていくと、どんな感じになっていくんでしょうかねぇ。



コメント

_ あーる ― 2018/05/01 10:59

頑張ってるね、課題が楽しそう。
私たちが手頃な値段で靴を履けるのもこの方のおかげさまなんですね。ありがたいです。

_ Riceball ― 2018/05/02 05:45

靴を履くたに忘れない人になりそうでしょ。
個性的な人が集まったクラスでリラックス出来て楽しいですよ〜

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