アメリカ人好青年との別れ2018/08/17

アメリカ人好青年との別れ

夏休み期間だけでやって来た大学生のジェイクが終了して去ってしまいました。


彼は高校生の時、このレストランでパートをしていたのですぐに戦力になり、

この3ヶ月足らずのことでしたが、その間ものすごく頼りになるジェイクでした。


まだ20歳の若者ですが、彼の人に接する態度を見たり触れていると、
標準的な

アメリカ人にはない、その細やかな感性に一味も二味も違うものを実感しました。


日本人の私が見て、共通してると感じる「気が利く人」だなってところは、

やはり相手を思いやる心と、どこか謙虚さがあって繊細な感性の持ち主であって、

これらは年齢や国籍を超えて共有できる心の在り方なんではないでしょうか。


ジェイクがやって来た初めの頃のことでした。


たまたま私の目の前で携帯を床に落としてしまった彼で、 だいたいは、”shit!”

とか言ってしまうと思うのですが、その時の彼のリアクションは、その瞬間を

見ていた私を意識してか、 ”stupid me!”と言ったのでした。

ちょっとした事ですが、咄嗟の場面で出る言葉遣いの違いがあると思いますが、

この時の彼のリアクションに好感が持てました。


いつも手が必要かどうかと声をかけてくれたり、仕事の全てが終了するまで

やり易いように色々と気を回して実行してくれたものでした。


冷房されていないキッチン内はものすごく暑く、それだけで消耗してしまいます。

バーに洗ったグラスの入ったラックを運ぶときに、彼はワイン用のピッチャーを

いつも一つだけ私に手渡し、一緒に行こうって言ってくれました。

一番奥の部屋にあるバーまでのレストラン内はエアコンがガンガンに効いていて、

客室は私たち皿洗いにとっては楽園であります!同感のジェイクのこの気遣いと

思いやり、そうそう誰もこんな風には振る舞えないと思いましたね。


日本語の「黙れ!」をキッチン内の調理人全員が覚えるまで広めユーモアもある

ジェイクでした。


ある日のジェイクを見てびっくりしました。あのバスボーイのマルコメ君と

同じく坊主頭に刈り上げてしまい、スッキリしたヘアスタイルが好きだからっ

て言ってました。清楚さもあるジェイクでした。


名残惜しくも、そんな彼のラストデイがとうとうやって来ました。


全ての仕事を終えて引ける時に、心を込めたThanksカードを手渡しました。


するとですね彼は、それを読んでから、”You’re so sweet!.”と、


心から喜んでくれている様子でした。


彼の方からハグと言って、私たちは大きなハグして別れたのでした。


こうした年齢を超えたフランクな付き合いが出来るのもアメリカ人ならでは

のことでありますが、アメリカ人のこの感覚はけっこう好きです。


ジェイクが職場を去って1週間が過ぎましが、ちょっと寂しいもんです。

もし私が同じ年頃で独身だったら、きっとジェイクに恋していただろうな〜


来年の夏休みも、 ”Jake...Come bake!!!”