優しいね2019/12/29

優しいね

今年のクリスマスイブの日は、通常は私のお休みの曜日なんですが、

スペシャル日なので出勤要請があり、11時から5時までの仕事になりました。


11時出勤ってちょっと中途半端な時間帯で、朝からそうそう食べられない私は、

とりあえずバナナ1本とコーヒーでいつものように済ませて、15分の休憩で

空腹感を補うつもりでエネルギーバーを2本持参して10時半に家を出ました。


今年のイブの客室は思ったよりも少なく、皿洗いの方はそんなに忙しくなかった

のですが、テイクアウトで待つお客の列は途絶えず、大忙しの様子でありました。

キッチン内は調理人がテイクアウトのためのフードをフライパンで次から次と

調理に追われており、ピザ部門ではキッチンマネージャーがヘルプで入るくらい

オーダーに追われバタバタしているその状況は戦場のような殺気立ち模様で...

声もかけられないようなシリアスな面々をみる感じでありました。


そんな中、私の皿洗いの仕事の方は想像してたような忙しもなく拍子抜け〜って

感じで、 お昼近くになっての空腹感...でも休憩は2時過ぎだろうな〜と....

フィリピンガールズに”朝あんまり食べてないから”お腹空いた〜〜〜”って

言ったらですね、 仕事の手を止めて更衣室へ行ってそれぞれに持参していた

スナックとミルクコーヒーを持ってきて、食べて、飲んで〜と、私に差し出して

くれるではありませんか、なんてなんて優しいこと〜、チョコレート一粒だけ

頂き、あとはその優しい彼女たちの気持ちだけを受け取りました!


ただ単にこれだけの事、ちっ〜とも特別な話ではないんですが、なんていうか、

たったこれだけの事で、なんだか彼女たちの温か〜い心持ちが伝わってきました。

なんつうか彼女たちって、仕事も休まず、バケーションも取らずひたすら働く

その印象は、純真で一欠片もズルさがないような控えめで大人しく、スタッフに

対しても、Thank you, sir. Thank you, ma’am.と言う、丁寧なその姿勢は

2年過ぎた今も崩しません。 因みに、私の場合はここで働くようになった時、

マネージャーとオーナーをどんな風に呼ぶべきか事前に相棒に確認して、

仕事に就いた時から他のスタッフ同様に普通に名前で呼んでいます。


国内経済の不安定さから多くのフィリピンの人達が海外で就労してその稼いだ

給与はフィリピンで暮らす家族に送金しているその生活形態は周知の通りですが、

彼女たちが8人で共同生活していることを聞いた時は、そのフィリピンにおける

現状を間近で知った印象を持ちました。


他国の戦争に巻き込まれ続け植民地として長年耐え忍んてきた歴史を持つ国に

生まれ育ち自然と心の中に培ってきたものでしょうか、人の心の痛みのような

ものに対する共感力の高さと言うか、そんな国民性から作り出されるような

さりげない優しさを彼女たちからさりげなく感じた今年のクリスマスイブでした。


ま〜 ひとえに国民性だけでは言えず、どんな国の人であっても性格はそれぞれで、

結局はその人たちの生まれ持ったものによるもんですね。


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