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ひとり闘病生活の友を遠くから見守り続ける2020/08/21

ひとり闘病生活の友を遠くから見守り続けるだけ

大腸ガン宣告を受けた大親友ですが、それから半年の時が過ぎました。

2月上旬の手術予定では開腹後、手術が出来ないと判断され 切除せずに

閉じたと言う結果だったそうです。


それから数ヶ月経った頃に、今まで言わなかったけど、実はステージⅣと診断

されていること、8月にCT検査を受ける時に、主治医に余命を聞こうと思って

いると私に告げました。


そして昨日の電話の日に、不安な気持ちで覚悟してその結果を聞きました。

とりあえず、

抗がん剤の治療が始まり6ヶ月の今回のCT検査では、良い結果が出たようです。

なんと、がん細胞が半分近く減少しているとのことで、この抗がん治療半年での

この減少結果はあまりない事らしいです。

肺に転移したがん細胞は消滅に近ずいていて、後は肝臓、大腸の癌細胞が

抗がん剤治療で今後どういう経過になっていくか、次は10月に検査の予定です。


この結果を受けて、余命を聞くことが出来なかったと言うので、 良い結果が

出て余命を聞く必要はなないと思う。きっといい方向に向かっていると思う!


ただし、それに伴うひどい副作用の症状には聞いていても辛くなってきます。

口の痺れで熱いもの冷たいものが食べられない。味がわからない。平衡感覚の

衰え、頭がぼんやり、手足の痺れ、皮膚や神経のピリピリ痛みなどで全く普通の

生活が送れなくなっています。 家族に見守もられ介護されているならまだしも、

身寄りのない大親友はひとりで闘病生活を送っていかなければなりません。

その難儀な闘病生活は私たち普通に生活している者にとっては想像を絶するもの

ではないでしょうか。

今の時期暑さも加わる中、色んな手続きをするためにひとりで役所に行ったり

しているわけですが、幸いに市役所での担当者の対応が非常に良く、その熱心

さが心まで届いてくるようで救われ感謝しているという大親友です。


男女を超えた真の大親友であります。

その大親友との関係と彼の置かれた状況を話して全て知ってる相棒です。

その話をした時から病気の心配はもちろん、生活費の心配などなど、、

私と同じように涙して心配してくれる相棒です。



そして、私に出来ることをするようにと私を励ましてくれます。

そんな相棒の偏見を持たない公平で純粋な心にうたれました。


私が日本に居るなら、友として普通に出来る事をして支えられるのですが、

現実にアメリカに住んでいる私に出来る事は限られています。


コロナで仕事もなく、大病を患い仕事もできず蓄えが尽きて、生活保護の申請が

受理されて受給できるまで干からびてしまわないように大親友として普通に

出来る事で、タイミングよく日本とアメリカで受けた給付金をそっくりお見舞金

として送ったこと、病気を知ってから決めた週一に電話すること、状況を聞いた

りとにかく話をすること聞くことで、決してひとりではないというささやかな

時間を共有すること、そしてもう一つ、

今年のコロナで仕事も自粛中であるのですが、職場には仕事がなくても近いので

出来るだけ行っています。 物作りの仕事なので、ずーっと昔に友人から貰った

楠があって、自分が生きている間にやっておきたかったそれを素材にした個人的な

物作りで通っているそうです。物を作っている時は不調さを感じないそうです。

物作りのために生まれてきたような大親友ですので、これは何よりも効果のある

治療になっているんではないかと思っています。


大親友にとってたとえ電話だけの繋がりでも大きな支えになっているとことを

信じて、遠くからでも見守り続けたいと思います。 



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