サンドイッチとおにぎりの二人三脚

新天地での生活が始まって、たった一ヶ月過ぎただけなのに・・・

転換期とは言ったものの既に中身が濃すぎるような展開であります。



再々就活で得た中学校教師の仕事、雨降って地固まる、山風景から海風景へと

心機一転、やっとこれで順風満帆な出だしを向かえたと思っていました。


相棒もNewLifeが始まったと言いながら意気揚々としていたはずでした。



新しい学校では8月８日から始まる教師たちのトレーニングの為、一足先に

新天地に移動した相棒でした。 8月22日には生徒たちの新学期も始まり、

最新の設備に慣れないのも含めてハードな1日だったけれど、遅れをとらない

ようにやる気満々だったはずの相棒でした。 12日の夜も電話でいつもと変わら

ない学校での話をママとしていて、その日付けが変わった夜中にママが転倒して

緊急入院となり、それから二日後の15日にママが他界したのですが、

それまでは変わった様子も見せず順調に行っていたと思います。

その後の有給休暇明けの19日の月曜日あたりから、生徒たちの授業態度が悪化

し始めた様子を話すようになりました。 そして、私に退職宣言を告げました。


『教師の仕事は好きだけど、生徒が授業を無視する、どんなに注意しても
黙るのは1分でだけでおしゃべりを止めない、勤労時間が長すぎる、家でも
仕事しなければ追っつかない。休日も含めて仕事だけで過ごしているようで
メンタルも含めて疲れ切っているこんな生活は望まない。リタイアは出来ない
けど、パートタイマーで自分の時間が持てる仕事に切り替えていきたい。』


やはり、相棒の年齢での初めてのハードな勤労時間は、

増してや体力のない相棒ですので、想像以上に堪えるのかもしれません。


チャータースクールの契約は、雇用主は『今日であなたを解雇する』と言える

そうです。したがって被雇用者もいつでも退職できることになっています。

もしこれが通常の一年契約であったら嫌でも止められなかった訳ですが、

相棒にはこれが幸いしたのかどうか…

今日にでも辞めたいけど、相棒が知る限り後釜の先生がいないそうなので、

今週の金曜日に10月10日付けで辞める意向を告げるそうです。



このことで、

すぐにブログに書けないくらい気持ちの整理がつかず、霧が立ち込めて視界が

遮られ宙に浮いてしまったような不安な心境に陥って、一人彷徨っていました。


もう離職まっしぐらの相棒の状況であって、よっぽど辛い日々にあるようで、

辞める日を指折り数えている状態です。 相棒の心境の変化は望めそうになく、

私もそろそろ腹をくくるしかないようです。