携帯からアクセス

Thank you for stopping by!

RSS

褒めまくるアメリカ人にその気になってしまうけど2016/04/04

褒めまくるアメリカ人にその気になってしまうけど

本音と建前を見事に使い分けるのは日本人特有なものだと思っていました。


あるアメリカ生活の長〜いお友達によると、アメリカ人とその気になって

盛り上がって話したつもりでも、結構陰では、本音で陰口叩いていることが

あったりするよってなことを聞きました。  えっ〜そうな〜ん!?


裏表がないのがアメリカ人の平均的な性格だとばかり思っていましたが、

なんのなんの陰でコソコソなんて、アメリカ人も陰湿なのかしらん。



 そこで、


この頃の私の英語の上達を褒めてくれるアメリカ人の先生たちはと思うと、


ESL教室と図書館でボランティアによる個人レッスンを受けています。

どちらも定期的なテストを受けるようになっています。


 これが、一応は少しづつ上達しているんですね。先週末に受けた個人レッスン


のボランティア責任者とのテストでは、筆記はなく全て口頭によるもので、

まずは聞き取りが出来なければ答えられないという形式で進められていきます。


10段階レベルあって、初回では『4』だったのが、今回は『7』まで到達した


のでした。そっか、まだ『7』か〜と思った私をよそに、随分と上達したと


満面の笑顔で褒める褒めまくられ、その後、tutorのところへ同行してくれて

満面の笑顔で報告しながら再び褒める褒める。これだけ褒められてしまうと、

いいんだぁこの調子で私も もっと自信持っていいんだって気になってきます。


聞き取りの方は確かに、前よりかなり聞き取れるようになっています。

その分上達したようなんですが、しゃべりの方がまだまだイマイチであるわけで、

何分クラスの人たちのしゃべりは遥かに私より上であって、ただここでも日本人

共通の文法では劣らないのが幸いして、ついていけてるようなものです。

私はしゃべりが苦手と言うと、ちゃんと喋っている理解できると言ってくれるん


ですが、果たしてど〜だか?ここまで褒められるとね、確かに悪い気しなくって、


そっかもっと頑張って本当に上達しなきゃと、その気になってくるのであります。


一般的に、人を育てるには「褒める」ことが有効だったり、人によっては

「けなされて」伸びたりするのですが、私はと言うと、褒められると妙にくすぐ


ったかったり、かと言って、けなされるとムクれるという実に可愛げない性格


なのですが、やっぱり本音では褒められると嬉しいんですがね。


ですがですが、その話を相棒にすると、すかさず『8?』ときた!

えっ、『7』にもなったで 褒められてすっごく上達してるって言われたん


だけど〜と言うと、”まぁまぁ”と言い直して どこまでも辛口であります。


私の英語レベルを一番分かっているのは相棒であって、

どんなブロークンな英語を喋っていても、ほとんど理解してしまう相棒です。


調子のいい時や話の内容によっては自分の言いたいことがはっきりしている時

なのどは、自分でも結構、喋ってるじゃんで感心することもあるのですが、

今年の6月で在住4年目になる私です。四年もアメリカ生活してたら、

ペラペラでしょ〜って言われてしまいそうですが、トンデモな〜いのが

普通の現実です。やっぱり私に限ってはまだこの程度???ってのが

正直なところであります。

新しい単語覚えても、使わないので簡単に忘れてしまう、何度繰り返しても

古びた脳は吸収出来ない。ほとんどがこの悪循環の繰り返しです。

よくって、うろ覚えでパーフェクトでない。やっぱり今更の英語勉強には限界


なのかもしれませんが、基本的に英語の勉強は嫌いではないのが救いであります。

ゆっくりだけど上達しているとは言え目に見えての進展はなくても後退もなく、

やっぱ遥か遠い遠い道のりでありまするが、ぼちぼちと頑張ってゆきまする。

私レベル『10』を目指していかねばです。


敢えて視点を変えれて言えば、私もいろんなことで頑張っていると思います。

決して控えめ謙虚さでなく、自分に対してはかなり辛口な方で、

自己評価低く、これって裏を返せば自分に自信が持てないってことでしょうか。

きっと、これも父親にいつも否定されて育ってきた影響ではと思っています。



これはこれはも〜父親にけなしまくられたり否定されまくられたりで、

悲しくもその影響大でありこの意識は一生ものですね。


感じの良い人たちばかりに囲まれての私のアメリカ生活です。深い付き合いも

ありませんが、少なからずとも陰口を叩くような人もいないと思います。

褒めまくるアメリカ人にその気にさせられてよしとすることにします。



P.S.こんなにも積もったバークシャーの今日の日曜日の朝でした。