サンドイッチとおにぎりの二人三脚

何故だろうと、とても不思議なんですが、新居の周りの環境は何かいい

空気が流れているように感じていて、心が落ちついていくのであります。


なのになのに！喧嘩してこれではせっかくの空気も濁ってしまいます。



 一人で探し回ってやっと見つけることができたこのBetty's Neckの入り口、

ちょっとした森になっていて人気もなく、どんな所かもわからずちょっと怖い

感じになってその日は断念してしまい、次回は相棒と一緒に下見に来ることを

楽しみにしていて、漸くこの日曜日にオータムを連れ立って出かけました。

と、ここまでは良かったのですが…


ここへ行くのに一つだけ難点があります。しかし私は大して大げさに受け止めて

いなかったんですね。Betty's Neckの入り口まで湖に囲まれた地形のところに

ある広い農場の中の舗装されていないかなり陥没したデコボコが幾つも続く道のり

を通って行かなければなりません。慎重にゆっくりと移動していく感じなんです

が、この時にやらかしてしまいました〜！

ボコ〜ンと車のボディ下を擦ってしまいました。けっこうガタンと大きな音が

してしまい…その瞬間から一転した相棒がヒステリックになって、

ユータンも出来ない幅の道なので引き返せませんので…まくしたてられました。


ここは普通の乗用車で来るところじゃない！もしマフラーが壊れたら交換で

1400ドルくらいかかる！ それでなくても仕事、お金のことやあれこれと

考えることばかりの私のこのストレス！帰りは私が運転する！！！

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一人で来た時は普通に何事もなく通過して行ったのに、

よりによって相棒と一緒の時にしでかしてしまった私でした。


それから森の中へと散策を始めたのですが、私たちと距離を置いての相棒の

イヤイヤ感が伝わってくるくらいでした。このBetty's Neckは行けど行けど

森の中で先が見えません。20分も歩いたでしょうか、あと５分くらい先行ったら

引き返そうと言う相棒に切りがなさそうだからもうここで引き返そうと言いま

した。 ケネディパーク以来の久しぶりの森の中って感じだったのですが、

相棒とのこんな雰囲気では全く楽しめません！


残念だけど、この乗用車でここにはニ度と来れないと言いながら慎重に慎重に

車を移動させていました。数台の乗用車が来てはいたんですがね、やっぱり性格の

違いと言うか、それよりも危険を冒して（けっこうな凸凹道）昔のように森の中

をハイキングしたり歩くことに興味がなくなったのかもしれません。


引っ越してからのここの環境の良さというか、全く嫌な感じがなくそれどころか

なんだかよく分からないんですが、ここの柔らかく優しい空気が漂っているような

心地よい環境に自然と溶け込んでいくような私で、こんな感覚になっているのは

今まででにないことなんですね。この気持ちの変化に伴って身近な私の変化では

今まで着ないでいた服を見直して着始めたりしています。自然とそうなっていく

私の振る舞いになんだかとっても不思議な感覚になっています。


しかしです！

こうして気分よく過ごしていたのが…相棒のその態度で…一気に崩れてしまった。

あれほどいきり立たなくってもっ！これが私の相棒に落胆してしまう気持ちです！

確かにガターンしてしまってはよくないのですが、

それくらいのことで壊れるような車だったらしょうも無いでしょ〜！


ほんとプッレシャーに弱い人で、あれもこれもと多くのことを抱え込めない

質で、ここんとこ夏休みの仕事で忙しくそれで精一杯なので他のことについて

考えたくない考えない人がこれで車のトラブル抱えてしまったらと一気にパニク

ってしまった結果だと思います。それにいつも相棒みていて思うんですが、

「好きな仕事」である限り、どんなに大忙しにしてようが疲れようがそんな辛さ

なんて嬉しい限り！毎日家事やってたってハッキリ言って張合いもサラリーも

評価もな〜んもない！出来るもんなら変わりたいくらいだー！


それから私も気分悪く気が滅入ってしまい口を効いてません。

私が口を効かなければ相棒も効きません。あの余裕のなさ、融通の効かなさに

嫌気。あの時はムキになってごめんね〜くらい自分の方から折れて声かけする

くらいの男気なんて全くな〜い！だから私も片意地張ったまんまになる！

柔軟性に欠けて神経質そうで、そして実にデリカシーな性格が顔になっている

相棒だと思いますが、偏頭痛はその性格が大いに原因していると思います。

案の定この後、偏頭痛が勃発しているようで、それでもキャンセルできない

仕事でさすがに出かけて行っています。


やっぱり二人っきりの生活なので、この空気ではよろしくありません。

なので、男気のある私の方からそろそろ折れていこうと思ってはいますが。