アメリカ生活の春夏秋冬と喜怒哀楽 ― 2013/07/09
2012年の6月20日に愛犬ボストンテリアのジャズを伴って渡米。
アメリカのママの住むLenoxで20日から23日まで滞在。

この出入り口を毎日利用していてジャズの姿が今もここに浮かぶ。
2012年の10月29日、ハリケーンサンディーがアメリカ東海岸に上陸した時に私たちのアパートの目の前の大木が倒壊するまさにその瞬間をサンドイッチが見て、料理をしている私に大興奮した様子で知らせた時はもう倒れていた。
幸い大木は反対側に倒れて隣の壁の一部を破壊しただけで済んだのだった。
もし私たちの南側の部屋の方に倒れていたら直撃くらった位置だった。
その後ウォーキングで私が見た限りでは倒壊した木はここだけだったのだ。
こわ〜!
今年の3月まで雪が降りジャズとの最後の方の散歩は道脇にまだ随分と残っていた。
日本から帰ってきたら道はすっかりきれいになっていたっけ。
暖かな太陽と桜の木の下でジャズとひなたぼっこしたかったな。
台風や洪水、竜巻、暖冬、猛暑など世界的に異常気象だが、ここHaverhillでも春には様々な花で色づき冬に凍結してしまった五感を呼び覚ましてくれる。
夕方の散歩道にもアジサイが咲いていた。この淡い色のアジサイが好き。
暑い空に変わりないが肌に心地よいちょっと涼しめの風が吹いていた今日の夕方の散歩。
6時過ぎに急に曇り出し激しい大粒の雨が降り出した。
いよいよ引越しとなると、ちょっと多感な少女のような心境になってきた。
橋の欄干に作ったクモの巣がきれいで見とれていたこともあったな。
雨の日も雪の日も寒い日も暑い日も365日ウォーキングしたこと。
英語クラスの先生とみんなのこと。
信号機のあるところでは、赤で渡るのを躊躇うこと。
青を待ってる方がなんだか不自然なので信号機を避けている私なのだ。
車が止まってくれると軽くだけどつい会釈してしまうこと。
アメリカ生活一年生の私にとってすべてが特別のことだ。
喜怒哀楽の”怒り”がこの1年で思いつかない。
少々のことでは根に持たない性格なので忘れてしまうこともある。
ジャズのことになると泣けて泣けてしかたがない。
引越しの日が近づくほどまたまた感傷的になっていくようだ。
Haverhillで過ごした特別なこの1年の日々は生涯忘れないだろうな。

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