携帯からアクセス

Thank you for stopping by!

RSS

たまげたなぁ〜_アメリカで働くイタリアンレストラン2018/04/13

たまげたなぁ〜_アメリカで働くイタリアンレストラン

これはこれは、ぶったまげたなぁ〜

7ヶ月も働いていてそんな事情も知らなかったのはこの私だけだったん ?

アメリカでも職場結婚って定番だったんだぁ


月曜日はパーティが入らない限り、ゆっくりペースでお休みのスタッフも多い

んですが、この日はいつもに増して、なんとも微笑ましい和気あいあいとした

和やかな光景をレストランのキッチン内で目にしました。


バー担当のスーザンが赤ん坊を抱いてキッチン内へ入ってくると、


キッチンマネージャーが私に、ディビッドの赤ちゃんだと言うではないですか!


ひぇ〜結婚して赤ちゃんもいたんだ〜と、いつも調理している姿しか見た事なか

ったので、すっごく新鮮な気持ちになりました。 若い調理人のディビッドは、

私と同じくらいの身長の小柄な男性なんですが、とても親切で感じよく穏やかな

男性で、さらにその後に驚いたことに、なんとウエイトレスのシャーリーと

カップルだってことを知って、想像もしていませんでしたので、も〜びっくり〜

超〜たまげてしまいました!


シャーリーがこれまたいつも笑顔で感じがいいキュートな女性なんですね。

同性の私ですらいい気分になるあのなんとも暖かい自然な笑顔に、きゅ〜んとなる

ような愛らしさを持った女性で、多くの男性にもモテるんではないかと想像しま

すが、きっとディビッドを選んだのは彼の人柄に惹かれたんだと思います。


1歳になったという赤ちゃんなんですが、なんとすでにピアスをしていました。

日本の文化には赤ちゃんのピアスは馴染みがないのでちょっとこれも驚きでした。

信仰心や伝統的習慣で女の子だけピアスをするらしいですので、もしかしたら

彼らの容姿からしてもルーツはアメリカ人だけではないのかもしれません。

話す機会があったら聞いてみようかなと思ってます。


画像は実物と異なりますが、ゴールドピアスで全くこんな感じでした。



脱線話:
若い時に原宿で片方だけなんて発想はまるで男性みたいですが、とりあえず
片方だけ穴を開けて、しばらくピアスをやっていた時期があったんですが、
あとあとに案の定、皮膚がかぶれてしまいピアスを止めてそのまま放置しました。
完治して穴も塞がりましたが、今でもその部分がシコリになって残っています。


そして、この日にもう一つたまげた事がありました!


そのあと場面は入れ変わって、キッチンマネージャーの14歳の娘ちゃんが、

”お腹空いた”と言ってパパが仕事するラインへやって来ました。日曜日だけ彼女は

バスガールとしてこのレストランでパートをしていて、臨時で出勤した時に数回

会った事があります。この日の彼女はソフトボールの練習日の帰りでユニホーム

を着ていました。 その姿の彼女に私も高校時代にソフトボールクラブに入って

いたことを言い、どこのポジションについているのか聞くと私と同じピッチャー

とショートをやっているとのことでした。ショートの役割は沢山あって色んな

動きがあるから好きだった事を話すと彼女も同感していました。


そして、この後にです、えっ、そう言う事だったの?って驚いてしまいました!


レストランのホステスを担当している女性、彼女はラインにやって来てはいつも

キッチンマネージャーにヒソヒソと何やらシリアスな顔つきで話していました。


まさか!二人がカップルだなんて100%想像もしていなかったので、 もしかして、

彼女は特別な好意を持ってるんじゃん、な〜んて勝手に想像していました。


キッチンマネージャーと娘ちゃんとホステスの彼女が一緒に揃った様子を見た

瞬間に、あれ〜彼らは家族だったんだ〜と、やっと目が覚めました。


バーを担当しているスーザンに念のため確認すると、そうだったんですね!


キッチンマネージャーと彼女は、どちらもあまり表情を変えない静かなシリアス

タイプな感じで、これまたお似合いカップルなのかもしれません。


脱線話:
昔々その昔に、前の夫と自営で一緒に仕事をしていた頃の話なのですが、
忙しい時にはスタッフの後輩の美大生数人に臨時アルバイトで来てもらったり
していたんですね。 当時の夫は知り合った時から結婚しても変わらず、誰の前
でも○○さんって名字で呼んでいました。そのせいでしょうか、そのスタッフが
美大生たちを最寄りの駅まで送って行く時に、”ねぇねぇ、あの二人怪しいよね、
絶対デキてるよね!って得意げに他の子達に言う女の子がいたそうです。
そのスタッフ、二人は結婚しているんだからデキててあったりまえだろう〜と
言うと、あ〜...なるほどね、そう言うことね、と納得していたそうで、
戻って来たスタッフが、スゲェ〜傑作だったよで話していたのを思い出しました。


その女の子に近い感覚で私も、キッチンマネージャーとホステスの事を、

なんだか怪しいな〜なんて勝手に想像してましたがこれで私もナットクです。


私がまさか彼等が結婚してるなんて思いもしなかったのはですね、

つまりですね、

そもそも結婚しても同じ職場で働く感覚が私の中では無く想像つかないんですね。


私も一応、最初の時は職場結婚になるのですが、結婚してからは、同じところで

仕事を続ける発想は私の中ではまるでなく、彼は残って私はそこを辞めました。


それから3年後には独立して二人で会社を立ち上げたので、当然一緒に仕事を

して行くのですが、これは極自然なことで、やはり私だったら自営でない限り

同じ所で夫婦で働くのは何となくっヤだなって単純に思うんですが、


私が働くこのレストランは、もう一人のウエイトレスの息子で16歳の男の子が

バスボーイで周2くらい働いでいますが、 結婚してご夫婦で、または子供も

一緒にやれるってことはですね、他の長〜〜〜く働く人たちを含めて、

この職場はかなりかなりいい雰囲気であって居心地が良いのではないでしょうか。

夜の部だけでも、皿洗いが6人、調理人が7人、ピザ担当が3人、テイクアウト

が8人、ウエイトレスが8人、ホステスが4人、バー担当が4人、バスボーイ

が7人、今思いつく限りだけでもざっと47人くらい、曜日交代でやっています。


私としては、どんな居心地がよくても、決して慣れ合いにはならないよう

常に一線を引いておきたいと思っています。

なので、知らないことだらけくらいの距離感がいいと思ってます。