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またもや夜中のERへSOS_そして偉大な無償愛の力2018/09/04

またもや夜中のERへSOS_そして偉大な無償愛の力

土曜日の割にはお客の入りが少なく忙しくなかったレストランでの仕事を終えて、

夜食を食べて少し休んでから、いつものように排泄のため外へ出たときでした。


突如!

それまでの妙な気怠さもぶっ飛んでしまったくらいの心配事に見舞われました。


庭を周っていると、急に頭を振り始めて、異物が耳に入って違和感があってか、

右耳に何か侵入したモノを取り払おうとする仕草を繰り返しました。


すぐに家の中に入って、相棒とチェックするのですが全く正体が分かりません。


床に耳を擦り付けたり、オータムもナーバス状態で、これはきっと何かの虫が

耳の中に入ってしまったに違いないと、ERに電話して向かいました。


"愛は貧乏を超える" ←←←以前のSOS


前に住んでいた時に一度お世話になったところで、幸いに今のところからも

車で35分くらいで行けるので、何かの時には本当に心強いERです。


突如の外出行動パターンに一体どこに行くのと、超興奮気味で

かなり息づかいもいつもより荒く...これは具合が悪化しているのかもと

不安と恐怖心で35分の道のりがやたら長いものでした。


検査の結果、

虫や異物は確認できないので、その心配はなさそうと言う事でした。


そして原因は、またもやイヤーインフェクションと言われました。


これはこれは、どうやら慢性的外耳炎がオータムの持病のようです。

前も耳のトラブルで洗浄したりして完治していると思って放置していましたが、

なんと綿棒が真っ黒!


芝生を歩いていて急なその仕草に私は、てっきり虫が侵入したと思いました。

もし、虫が侵入してしまったら、これはこれはおおごとな事です。

オータムは何かと緊急事態が多いような気がしますが、今回も事なきを得て、

本当によかった!


それにしても、毎回飼い主の私たちは呆れるのですが、、、

お尻から体温計突っ込まれようが、耳の中いじられようが、何されようが、

獣医さん大好きオータムです。 検査の後の待ち時間で(ER結構忙しそうです)、

も〜視線もいついつ再びやってくるかと心待ちしているオータムです。


私たちにはクールな態度のオータムですが、他人様なら誰にでも見境なく

異常なほどの歓喜極まりないその喜びの様子は、決して私たちに対して

見せてくれたことありません〜!


帰り道は、興奮も冷めてお疲れ様子でシートに大人しく伏せていたオータム、

何と夜中の一時半になりましたが無事帰宅しました。


今回も多額の請求を覚悟してドキドキしていましたが、薬代こみで、


何と150ドルちょっとに、ほっ〜でした!


そして、次の日の日曜日の私たちは、、、


オータムはいつもと変わりなく朝を向かえ、いつもよかかなり遅めの8時に

私たちを起こしに来ました。


新学期を迎える大学構内の本屋さんは大忙しで相棒は日曜日も出勤でした。

日曜日の朝はグロッキーな私に変わって早朝の散歩へ行ってくれるのですが、

この朝は急きょ私が担当しました。


今回のこの騒ぎで感じた事で、不思議な事に、 あんなにあった疲労感が

オータムのこの騒ぎで、どっかにぶっ飛んでしまったのでした!


いつもと変わらないオータムにホッとしてか、寝不足で眠気があっても、

仕事中の倦怠感と仕事後の疲労感が不思議にも消えてしまったのでした。


そんな愛犬への無償な無限愛による何か不思議な力を実感してしまいます。

無償の愛の力は、全てを越えられるのかもしれませんね。


愛犬オータムの存在はそれほど大きく、居てくれるだけで、

この何でもない日常生活に大きな潤いをもたらしてくれているんだと思います。







アメリカで初めて過換気症候群発症2018/09/11

アメリカで初めて過換気症候群発症

私が物心がついた頃から自覚する悪い癖の一つをあげるならば、

それは物事が自分の思い通りにならないと、ヘソを曲げてしまうことでしょうか。


決して泣きもわめきもしないんですが、その分それが知らずしらず鬱積して

隠れストレスになっているのかもしれません。


初めてこの過呼吸発作を経験したのは、37歳くらいの頃だったと思います。


急に息が苦しくなって呼吸困難のような症状で、これで死ぬのではないかと

言う、今までに経験したこともないようなその恐怖感に襲われました。


その当時の夫が運転して、当時住んでいた立川市内の救急病院へ、 その時の

夜間当番医が私を診てから、「自分の性格はどんなですか〜?」 な〜んて

苦しんでいる私に、唐突に言い出すので、(自分の性格なんて...何それ〜...)

言葉を詰まらせているとですね、何と、「分からないってことですね。」

な〜んてさらっと、その担当医が言い放すではありませんか!


それから、初めて聞く「過換気症候群」と診断されて、おまけに その担当医に、

「若い人に多いんですが、あなたの年齢では珍しいですね」言われて、

なんてステレオタイプな失礼な医者だと思ったことをよく覚えています。


当時はパソコンもなく情報が得られないので、納得するために幾つか病院を

変えて診察してもらうと、やはり「過換気症候群」でした。


それから、フィットネスに通って運動やヨガを始めるまで、数回の大きな発作と

安定剤に頼る生活が続きました。


今では、一切安定剤を飲まなくなりましたが、その残った安定剤をお守り

がわりに保存しています。それほどの恐怖感を伴う過換気症候群の症状です。


そして、相棒と結婚した9年前、日本に住んでいる時に、ある夜ひっさしぶりに

過換気症候群の症状で相棒に運転してもらって救急病院へ一度だけ行きました。


今回、過換気症候群の症状に見舞われたのはその時以来のことでした。

今回のはこれだけが要因ではなかったと思いますが、小さな小さな何かが蓄積した

結果だったと思います。


いつもと変わらず、仕事へ入った日、何とお皿を洗う肝心なマシンが故障して

使えなくなっていました。 修理人が来てみていたのですが、部品の取り寄せが

出来ず今夜は直せないと言うことでした。


なのでその日は、ハード部門のシンクの方を共有して手洗いで洗うしかありません

ので、これはかなり気合いを入れて取り掛からなければ営業継続に支障をきたし

てはいけないと思った私は、二人の皿洗いがやって来てハードの方についた時に、

今日はマシンが使えないので協力しあってやろうね〜と強調して、次々に運ばれ

る汚れたお皿を何回にも分けて手運びしたりと段取っていました。

するとですね、私の次に古株になった一人の高校生なんですが、この緊急事態にも

関わらず、まるで他人事のような彼のマイペースなスローさとおしゃべりの多さ、

もう一人はあの無口なジェイソンだったんですが、

大学生になったばかりで彼とも年齢も近く、その彼に影響されてか同じペースに

なってしまっていました。このお皿を洗いたいんだけど、今出来る?と聞くと

ですね、う〜ん、今じゃなくあとでと言うので、さらに運ばれて置かれたお皿を

移動したりしていました。 にも関わらず、まるで私にもお皿の方にも眼中にも

ないかのように、シンクの前で二人並んで急ぐ様子もなくスローペースのまんま、

ずーっとおしゃべりが止まらないって感じで、全くこの緊急状況を把握していな

いようではありませんか!


きっとこれが標準的な気の回らない一部のアメリカ人の仕事姿勢なのかもしれ

ませんが、それにしてもこの緊急事態をどう感じてるのって思わせるような

その姿勢にイラッつき始めていました。 その時、急に胸の痛みを感じそれから

ちょっと息苦しくなって来て、ヤバい、、治りませんでした。早退した方がいい

かも、、でもこの事態で私が抜けてしまったら、、でも変いつもと違うと、、、

一人で躍起になってるような自分が滑稽にさえ思えてしまいました。


キッチンマネージャーがお休みの日は、その最低の役割を同じ調理人のスコット

が全て見ますので、彼に、この緊急事態で大変な時に役に立てなくて申し訳ない

けど、胸が苦しく...具合が悪くとても変な気分なので早退したいことを告げまし

た。それに加えて、彼らはずーっとおしゃべりしているし、仕事も遅く協力的で

ないことも付け加えました。その部分はスコットは分かっているようでうなずい

ていましたが、日本の職場のように注意したり怒る光景を見たことありません。


家に着いたのが6時過ぎ頃、全身の痺れ感が治らず呼吸の乱れも治りません。


相棒が図書館の仕事を終えて帰ってくるのが8時過ぎ、 早退してもらおうかと、

でももう少し辛抱すれば帰ってくるからと、葛藤すればするほど呼吸が乱れた

りして不安が増してしまい結局、電話を入れて早退してもらいました。


それから救急病院を探して家から30分くらいの場所にあるのを確認だけして

もう少し様子を見ることにしました。

なぜならやっぱり、金銭面を考えると日本のように簡単には行けません。

その不安を口にすると、相棒はお金の問題はどうでもいいので考えなくていい

と言ってくれたこと、それは普通に当たり前な事なんですがホッとしました。


それから、職場で何があったか吐き出すように相棒に話をしてから、何と気分が

少しずつ落ち着いて来ました。


次の日も仕事だったのですが、今までになく本気で行く気になれず、

相棒のススメもあって欠勤の電話を入れて休むことにしました。


そして、体調も戻り先週の土曜日いつもと変わりなく出勤するとですね、

キッチンマネージャーを始め多くのスタッフに、もう大丈夫? と声をかけられ

ました。


オーナーにも、まさか早退の原因はマシンが原因だと思ったんでしょうかね、

マシンは直ったから大丈夫よ〜なんて言われてしまいました。


スタッフたちの私への声かけの様子から、 もしかしたら、私が怒ってただ単に

気分害して早退したみたいな噂になっていたような雰囲気もしないでもないん

ですが、、、 確かに過換気症候群の引き金はそれだったと思いますが、、、


もうすぐ勤め始めて一年になります。ま、色々とありますわね!

一部を除いて、一般的な職場では比較的マイペースなアメリカ人社会ではないかと

思うのですが、その分、 幸い誰も嫌味を言う人もなくやり易いって言えば

やり易いのですがね。やっぱりその仕事姿勢には、日本人として度々イラつく

ことありますわ〜







2年分の私の命を_ブログさぼっています2018/09/25

2年分の私の命を_ブログさぼっています

再び、愛犬オータムが原因不明の不調で、血便症状まで出てしまい、
10月で5歳になるオータムですが、今までで一番心配してしまった3日間でした。

そんなオータムの様子を見ていた私は、再び元気になるように、
人間の一年は犬の4年くらいに値すると聞いていますので、私の2年分の命をオータムに与えて、どうか助けてくださいと心から祈りました。

そのくらい私にとってオータムの存在はかけがえのない心の大きな支えになっています。


9月16日には、目線を少し変えたケープコッドへ単調な日々からの脱出を図り
3泊4日で予定通り行ってきました。


水曜日の夕方の帰り道に、ペットホテルに預けたオータムを引き取りに行きました。
4日振りに再開するオータム、さぞかし喜び狂うんではと思いきや、連れてこられた担当の人に喜びついて回り、外で待っている飼い主の私たちとの再会にまるで無頓着なその様子に相棒も私も落胆してしまいました。


ま、それでもここまでは無事で何事もなく良かったのですが、1日過ぎた金曜日の朝のことでした。


なんとオータムに変調があり今度は突然に右前足を地につけられなくなりました。
排泄に抱えて庭に出して立たせるとバランスが取れなくひっくり返ったりで、それでもなんとかバランスを自分で取りながらウンチをするオータムでした。

ご飯を与えると前足を浮かせ、かばいながらでも食べて食欲はあるので、
この時は足の問題だと思い、しばらく様子を見ることにしました。
夕飯も食べてその他はずーっとひたすら寝ていました。

この日は相棒が6時過ぎに帰ってくるので、私は予定通りに3時半過ぎに仕事へ出て、11時に仕事から帰ってくるとすぐに、私が留守中の様子でオータムの息づかいが少し荒いのでERへ連れて行こうと相棒が言うのですぐに向かいました。


獣医アシスタントに症状を詳しく説明した後に熱を測ると平均値で一先ず安心。

それから待つこと10分くらいの間に、具合悪いオータムですが、ドアの前でひたすら待っていて、よっぽ他人様大好きな様子に呆れてしまうくらいでしたが、マジでやばかったらそんな元気もないはずなので少し安心しました。

獣医さんは今手術中で後一時間くらいしないと手が空かないと言われました。 獣医アシスタント、とりあえず平熱だし急を要する様子ではないと思うので、 明日、最寄りの獣医さんに診てもらうのが良いかもしれないアドバイスに、 相棒、次の日の仕事は朝早いのでこれ以上待つことが出来ないので帰ることにしました。
そして、ERへ駆け込む前に事前に予約しておいた最寄りの獣医さんへ次の日に私が連れて行くことにしました。


金曜日の朝起きると、なんとオータムの右足が再び突然に治っているではありませんか!この日は、相棒6時に帰ってくるので、様子見して予約した獣医さんはとりあえずキャンセルしました。


しかし、その後足は治ったのに、今度はご飯を食べようとしません。 ずーっと寝る体勢で今度はなんと血便しました!トータル三回の血便をしてっしまい、2時に帰って来た相棒に言うとERに連れて行くと言って電話をすると、ストレスによる大腸炎かもしれないので様子を見るように言われました。


土曜日の忙しい仕事から11時過ぎに戻って来て、外へ出すとおしっこだけして、あとは草をひたすら食べ始めました。オータムは胃腸が弱いせいか時たま草を食べて自分で調整しています。


そして、日曜日の朝になると、何事もなかったように、おもちゃで遊び、走ってオータム何時ものように復活していました!!!

以前の後ろ足同様に突然発症して2日後くらいに治ると言う何が原因なのか全くわかりません!!!


私たちの人生も宇宙・自然の法則に沿って刻々と変化していくものです。

なので、いつまでも当たり前のことが当たり前でなくなることが確実にやってきますね。

でも、今はいつもと変わりないオータムとの生活に戻って、この細やかな幸せを噛みしめています。

そして、オータムは私の2年分の命を受け取って13歳まで元気に生きてくれると信じてまいります。


長い間、ブログの更新をしない私を心配した九州に住む従姉妹から、メールが入りました。

ほぼ同年代のその従姉妹が何気なく言った言葉で、「気持ちは20歳ですが、体はやはり少しづつ変化しています。」とありました。 その言葉が心に響いてきました。


そして、25日は66ヶ月目のジャスの命日です。