忘れがたいプレゼントな日々2015/08/16

忘れがたいプレゼントな日々
6歳で初めて東京を目にしたとき あらゆる異国の地を初めて踏んだとき.

ギザのピラミッドを実際に目して涙に濡れたときなどなどその時々で.

深く印象的な瞬間の数々のよき思い出は私の心に焼き付いていても.

これほど感慨深い時の流れに癒された日々が私のこれまでの人生のなかで

どれほどあっただろうか......

これは決して特別ではない状況と風景なのですが 私の心を捉え

何ものにも代え難い価値観を魅せて深く深く語りかけてくれたのでした。

目の前に広がる広大な湖と青い空と美しい緑を覆った山並み静かな自然音の

深い深い囁きのなかでこれほど時間を忘れて佇んだことがあっただろうか.....

それに付け加えてすべて揃い尽くした何一つ不自由のないような別荘地の閑静な

佇み それらすべてが嫌味なくパーフェクトな状況で私の心を迎え入れてくれ

そして穏やかに深く包んで癒してくれたのでした。



ニューハンプシャーでの3泊4日のバケーションは予期もしない変更になって

結果的にすばらしい時を過ごすことができたのでした。


朝からの大雨のなかハイウェイを6時間かけて行き着いたキャンプ場でしたが

これがかなり期待外れでがっかりしてしまいました。

降り止まぬ大雨の中でキャンプ場内を視察してみると敷地内の行き止まりには

川が流れていてそのロケーションだけが救いでしたが ここはアメリカとは

思えないくらいすべて見通し出来るくらいの敷地内でかなり狭い所でした。

キャビンタイプは4つくらいで後はテントスペースになっていました。

予約したキャビンは通りに面していてロケーションの悪い位置にありました。

相棒の息子夫婦が到着してから コーヒーと水だけを買い物へ行き帰ってくると

驚くことに息子夫婦からの提案がありました。相棒の息子の奥さんの伯母さんの

別荘で2泊3日で過ごしてここへやってきた2人で もしここをキャンセルしても

構わないならここをキャンセルしたいとのことでした。

その理由は狭過ぎる ロケーションが悪い 窮屈過ぎる 犬だけ置いていけない

ルールがあって犬同伴不可の所に出かけられない。

相棒の息子の奥さんの叔母の別荘がまだ空いていて使える承諾も得たとのことで

そこへ急きょ移動することになったのでした。

そこはそのキャンプ地から40分くらい走ったウィニペソーキー湖畔にある

リゾート地でした。別荘地に相応しい申し分のないロケーションでこんなところ

に滞在できるなんて普通だったらけっしてあり得ない身分の私たちなのであります。

これはこれはなんてラッキーなことでしょうか!

相棒の息子夫婦は私たちを食事もドライブもすべて手厚く持て成しくれました。

大きなバケーションハウスで部屋数も多く家具も何もかも嫌味なく

すべてがセンスよく揃えられていました。

Dockから見渡す景観はまるで映画のシーンそのもの。

NHで一番大きな湖を2時間かけてのカヌーでもほんのほんの一部分。

今、NYに滞在しているあの友人が日本ら持ってきてくれた

7本指のピアニストをデッキで読書したりしながら これは私にとっては

小さな奇跡的な出来事の一つだな〜と噛みしめていました。

静かな湖畔でひとり佇み過ごす夕暮れのひとときは本当に感無量なときでした。

こんなところに予期もせず滞在出来たチャンスは神さまからの贈り物としか

言いようがないくらい 私の人生にとってすべてが揃ったこんな贅沢な状況には

到底手が届かず無縁なものであります。

そして、

この3泊4日の短い滞在によって ちょっと私の人生観に変化を覚えたような

心境にもなったと言っても過言がないような気がしている私なのであります。


P.S.

明日から予定していた2泊3日でコネチカット州のMysticに行きます。

NYからグレイハウンドでやってくるあの日本の友人をNew Londonの

バスステーションで拾うことになっています。

さてさてどんな2泊3日の小旅行になることやらです。



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