さらば親しんだ物たち ― 2013/06/13

綿がはみ出しボロボロになるまで捨てなかった。見兼ねて破けたぬいぐるみを母がよく縫ってくれていたっけ。とくにお気に入りだった、あんちゃん。
あんちゃんはジャズがやって来た時からずっと一緒だった。これは私が捨てられなかった物だった。5年目くらいで、汚く惨めな姿になってしまって、仕方なく実に惜しみながら捨てたのだった。



毎日格闘していたのでボロボロになるのが早かった。そしてジャズはダルのことを忘れていなかった。随分年月が過ぎてから散歩中に本物のダルメシアンを散歩する人を見て、
あっ、ダルだ!ジャズはすぐさま反応して特徴のある白黒斑点を認識したと思う。
これからも残しておきたいジャズが愛用した3つの物。

8年くらいサンドイッチが愛用している履き古しの室内履きだ。
靴底はすっかりとすり切れて穴が開いてしまっている。 お気に入りの物はなかなか捨てがたい。同じ物を買えばいいと思うが相性がよく愛着が深いのだろう。単なる貧乏性だったりもする。
余計な御節介かなと思ったけど、一応本人にも確認して 今月のサンドイッチの誕生日プレゼントに新品のL.L.BeanのHandsewn Slippersをゲットした。果たしてサンドイッチは8年愛用した室内履きを捨てられるだろうか。10年愛用している私の靴。気に入ったデザインで捨てがたくとってある。
これに変るお気に入りの室内履きと出合えたら捨てるつもりだ。
人のこととやかく言えないね。
高価なものでもないのに、
誰にも捨てられないその人だけの価値観のある特別な物があるよね。
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