サンドイッチとおにぎりの二人三脚

気まぐれ夫の不思議な脳 ― 2014/11/14

アメリカに帰国してからは日本への興味はすっかりと薄らいでしまったと思って

いました。急にどうした心境の変化なのでしょうか、最近になって相棒が再び

日本語を口にするようになりました。通勤の運転中にはお気に入り井上陽水の

CDをかけていたり日本語会話CDを聴いているそうです。脳の奥底に放置された

日本語の引出しを再び開け始めてから忘れかけていた日本語を少しずつ思い出し

ていて頻繁に口にするようになりました。相棒の日本語ボキャブラリーは数多く

ないのですが発する言葉はかなり日本人に近い発音になっていて感心します。

相棒の語学力は日常会話程度のスペイン語、フランス語、ほんの少しの日本語の

順になっていて母語を含めて脳の中で「言葉回路」を４つ持っていることになり

ます。確か前にスペイン語をもっと深めていくようなことを言っていたような...

なのでたまたま今は日本語に関心を寄せている気まぐれ相棒であっていつまた

心境の変化が起こるかわかりません。いずれにしても脳内の「言葉回路」を含め

て相棒の勉強への記憶力は関心するものがあります。なのでたいがいの資格試験

などは難なく合格しているようです。確かに勉強している時は厚い壁で外界の

すべてを完全シャタウトしたような状態でその集中力はすごいものを感じます。

そういった意味でIQが高い相棒なのかもしれませんが、そのIQの高さが実生活で

活かされているかどうかは別問題のようです！なにしろ実生活においての記憶力

の悪さと言ったら、”えっ! 忘れちゃったの？”ってことがざらにあります。

すぐれ勉強脳と日常生活においての記憶力とのその落差に驚かされます。

このLunchメモは昔〜からの習慣でいつも目が覚めた時に見るのにナイトテーブル

に置かれているものです。このメモがなければランチを持っていくのをマジに

忘れてしまうそうです。我家では日常的な用事のメモ書きがいつも壁に貼付けて

あります。　　う〜ん、勉強脳ももちろん大切ではありますが、それにまして

実生活で役に立つ日常脳回路の活性化の方が世の中を普通に生き抜くためにも

ちょっと軍配が上がるような気がする私なのですが...いかがなものでしょうか〜