まじまじ雨の日一人歩き2015/12/22

まじまじ雨の日一人歩き

あの例の一個だけ落下しないリンゴでしたが、


強風のあと気になって行ったら やっぱり耐えきれず落下していました。



しかし、
そのあとなんと他の場所で違う小さなリンゴを発見しました。


他のリンゴたちは地面に落下してしまっているのですが、


ここでも一個のリンゴがまだまだ頑張ってぶら下がっていました。


こんなにもこんなにも小さな小さなことに気がついて気になって、

まじまじに見て思いを寄せるのは 子供時代以来のことだと思いますが。



毎週木曜日はママを訪ねるのですが、その日はかなり雨が降った日でした。


殺風景になった冬景色を やや色濃く映えた色調にしてくれる

雨降りの景観もまじまじ見てみるとなかなかいいものでした。


枯れ葉に覆われた森に降り注ぐ雨の自然音に満ちた森の中の歩行で

普段では味わえないような感性が研ぎ澄まされれていく感じになりました。

なんだろ、ひとりで過ごす時間と空間のいい一面に浸る充実感のような。

こうして森の中を一人歩きして雨の音ですら愛おしく楽しんでいるような

私のこんな姿は前には到底考えられないことでした。

所変わればで、環境が人をつくるのでしょうか。

1人でなかったらおしゃべりしたりして見逃す事柄も多いと思いますが、

一人って結構、いろんなコトに気が付いたりして面白っかたりで。



葉を落とした枝枝に球体となった水滴がリズミカルに妖精のように付着して

きらきらしているその様子をまじまじとみながら童心に返ったような私でした。


人工的なイルミネーションが賑やかに飾られていても、

時にけばけばしいだけでそれを見て癒されることはありませんが、

近頃ではこういった自然界のちょっとした現象に敏感になっていて

飽くことのない自然の表情が愛おしく感じるようになってきました。


こんなにも静かな時間と空間に生活するようになって 改めて見過ごしていた

あらゆるコトモノオトが五感に響いてくるひとり歩きが結構好きで、


なんて言うか、私にとって不必要な騒音や雑音が抜けていく感覚というか、

田舎に暮らしているのも大きな一つの理由にもなるのですが、

必要でないことがどんどん私の中から削げていく感じがしています。

な〜んて、

ちょっと情緒的で柔らかい眼差しになったまじまじ雨の日の一人歩き。


これで雑念から解放されていけばよいのですが それはまだまだってとこです。