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平凡な風景が平凡な風景でなくなるとき2015/12/01

平凡な風景が平凡な風景でなくなるとき
朝焼けがキレイだったのでカメラ持参して早朝オータムの散歩へと

繰り出した先月の27日のことでした。

月夜の明かりに照らされた数日間を経たこの朝は快晴で、

クッキリと西の空に浮かぶ白い月は決して特別ではないけど、

やっぱり心に響いてくるような象徴的な風景をかもしだしていました。

そのさりげない朝の始まりの美しさは、ともすれば無感覚になりつつある

いつもの風景から目を覚まさせてくれるような気分にもしてくれます。

私たちが住むこの地球が誕生したほぼ同時期に出来た月と言われています。

現人類が誕生したのは随分と後になると思いますが...

いずれにしても長ーい、地球と月のよき共存です。

その月が少しずつと地球から遠ざかっているらしいのですが...

そんなことも頭によぎりながらも、

それがどういう事なのか全く想像も出来ないことであって...

そんな思いを含めながらも、

目の前にある月に寄せる気持ちはどこに居てもどこで見ても同じだと思います。

この瞬間に、

この月を見てそれぞれの思いを寄せて魅せられた多くの人たちが居たはずです。

この平凡な光景ですがアメリカでも情緒的で平和的な気分にたっぷりと浸れます。

いつまでもその象徴的な姿のままで私たちの地球を見守って欲しいと思います。



たとえ大食いでも日本人の私は目で食べる2015/12/02

たとえ大食いでも日本人の私は目で食べる
11月も瞬く間に過ぎてしまい 今や世間はクリスマスモードなのですが、

写真もありせっかくだから日本の友人やいとこたちも興味あると思いますので、

遅ればせながらですが、私らくちん感謝祭レストランディナーを報告します。


私たちの感謝祭ディナーはレストランで相棒とママと三人だけで囲みます。

相棒の子供たちはそれぞれに家族がありそれぞれに過ごすことになっています。

今年は隣町のStockbridgeにあるRed Lionに予約を入れるつもりでしたが

人気のあるここはすでにいっぱいで残念でした。

↑download picture

今年の感謝祭ディナーは隣町のPittsfieldドにあるMazzeo’s Ristoranteで

ママの指定時間4時半の予約で出向きました。

すでに大勢の人たちがやってきていてなんと満席状態でありました。

日本のお正月のようにほとんどは家に家族が集まり伝統料理を囲んで過ごすのが

やはり主流だと思いますが、こうしてレストランでも同じように一家団欒で

過ごす人たちも大勢いるのでした。

たった3人で過ごす感謝祭ディナーですので 賑やかな雰囲気に混じって

レストランで過ごすのもいいのかもしれません。

レストラン内で写真撮るのを嫌がる相棒なのですが さりげなくiPadで撮るのは

問題ないのかな?それとも気が付かないのかな?何も言いませんでした。


Traditional Turkey Dinner は大皿のワンプレートにTurkey、mashed potato、

Green beans、Cranberries、baby carrots Bread and stuffingなどの

定番料理でそんなところでしょうか、味の方は普通でした。

アメリカではとにかくその山盛り量だけで圧倒されます。

サラダにするべきだった〜前菜のスープだけでもお腹が膨れそう。

デザートはチーズケーキとアップルパイでしたが私パスしました。


いまのところまったく私ラクチンな毎年の感謝祭の日でありますが、

いつかは腕を振るって手作りしたいと思います。

日本料理は目で食べると言いますが やっぱりこの感覚が好きです。



知らないより知った方がいいセロリパワー実感2015/12/04

知らないより知った方がいいセロリパワー実感
前にちょっと書いたことがありましたが、料理でちょこっと使ってあとは

冷凍してみても なかなか使い切ることが出来ずいつも持て余していたのが、

セロリ漬けするようになってからそれもすっかりと過去の話になりました。

週末に買い物して全部セロリ漬けにして 一週間ポリポリ食べ続けています。

もともとこの独特な香りと食感が好きでどんどんいけちゃいます。

セロリ効力について調べてみるといいことばかりでこれは強い味方になりそうです。

イライラをや頭痛を抑え精神を安定させる働きもあるようで、

是非とも相棒にもオススメなので 薬のつもりで試してみたらと言うのですが

セロリ嫌いだからの一言で 全く聞く耳を持ってくれませんでした。


ちょっこと話はそれますが、

過去に過換気症候群を発症してから10年以上も安定剤を服用していた私で

したが、薬を必要としなくなってから10年近く経過します。以前ほどヒドい

症状ではなくても今もたま〜にそれに近い症状に見舞われることがあります。

お守りのように数個だけ残した古い薬をいまだ所持していますが、

再び薬に頼るようになりたくなく手を出さないようにしています。


そして今回、セロリと私の体との相性がいいようでその効力を実感しました。


今でもちょっとしたジレンマによるストレスがピークになると私の場合一気に

血行不良になって肩がバリバリに固まってしまい全身の血流も悪くなった感じや

息苦しさに見舞われることがあります。つい先日にその症状が出てしまい、

よっぽど古くなった安定剤に手を出そうかと思いながら なんとも言いようも

ない症状と戦っていました。そして咄嗟に浮かんだのがこのセロリーでした。

時間は夜9時過ぎていたのですが ポリポリ食べて漬け汁も飲んでみました。

驚くなかれ、肩がパンパンに張っていたのが緩和されていき息苦しさからも

解放されて平常心になれたのでした。 自分でもちょっと信じがたいのですが、

本当にセロリ効果?それとも信じる者は救われる心理的作用で治った?

いずれにしてもこの時、薬代わりにセロリ食べて症状が治まったのでした。


まだ知らない人は、是非ともお試しあれ〜です!



怪しいサンタクロースが夜道を歩いてきて2015/12/06

怪しいサンタクロースが夜道を歩いてきて
金曜日の夜は人出も多く、ママの所へ寄った帰り道に途中で降ろしてもらい

9時頃に散歩を兼ねてオータムと家へ向かうことにしました。

この小さな町でもあっちこっちでクリスマスのライティングが整いすっかり

どこもクリスマスモードで昨夜はなんだか遅くまで人で賑わっていました。

クリスマスに向けてのイベントの予行練習か打ち合わせのためでしょうか

2、3人の連れに混じってサンタクロースのおじさんも普通に歩いていま

した。立ち止ってそのグループが近づいてくるのを待っていたオータムに

ひとりの女性が ”わ〜なんて可愛いの〜”で歩み寄ってくれたのですが、

オータムの視線はそのサンタのおじさんへ釘付けになっていました。

サンタのおじさんも歓迎して手を差し伸べてくれて 通常は見知らぬどんな人で

も声をかけられると異常なまでの喜びを表して興奮するオータムなのですが、

その見慣れない派手な出で立ちが よっぽど怪しく見えたのか過剰反応して

珍しくも吠えに吠えまくります。

体も大きく迫力満点のサンタクロースのおじさんでした。私でさえ夜道での突然

のサンタクロースの出現にはちょっとビックリしてしまいました。

ましてや犬にはその迫力の姿が怪しく見えたのは当然だったのかもしれません。



とても他人事とは思えない2015/12/08

とても他人事とは思えない
なんてこと...
      私は 彼女を何度も何度も抱きしめてしまいました。


先月のサンクスギビングの一週間前あたりから一階の住人が仕事に行っている

様子がなく、たぶん有給休暇をとって長期休んでいるのかなと思っていました。

しかし、一週間経っても二週間経っても仕事に行ってる様子がありません。

彼女は今年の始めに軽い脳梗塞を患ってから歩行に若干影響があり杖をついて

歩いています。もしかしたら、体調が悪いのかなと少し心配していました。

彼女はグレディという名のブラック&タンのキャバリアを飼っていて、もし彼女

の具合が悪いならグレディの散歩してあげられるけどと相棒と話していました。

先日、偶然彼女と玄関で会う機会があり声をかけてみました。

いつもと変わりない彼女の感じのいい応対でした。それで”最近はどう?”

ちょっと躊躇ながら、もしかして体の調子が悪いの?”と尋ねてみました。

この時にグレディがサンクスギビングの前日に亡くなったことを知りました。

もともと心臓に疾患があってそれが悪化してしまい獣医さんに連れていった時には

安楽死を選択せざるを得なかった状況だったことを涙しながら話してくれました。

なんてこと...ジャズと同じsweetボーイな同じ8歳のグレディでした。


しかもそれだけでなく、ほぼ同じ時期に彼女はある大学で専属の会計士として

30年近く勤めたにも関わらず突然解雇されてしまったとのことでした。

なんてこと...私は彼女を何度も何度も抱きしめてしまいました。

この2016年は私にとって困難な年と言って苦笑する彼女でした。

彼女はこの住まいが好きで出来るだけ引越したくないけど、今後の状況次第では

どうなるか分からないと言っていました。アメリカ人には珍しくどこまでも

控えめな感じで日本人の気配りのようなものを持った本当に感じのよい

隣人なのでいつまでも私たちの一階で暮らし続けて欲しいと思います。


相棒が帰ってきてその話をしました。相棒もショックが隠せない様子でした。

その後私は、想像を絶するような今の彼女の心境を思いながらすっかり

意気消沈してしまい体中の力が抜け落ちてしまったような感じになり

まるで自分事のように苦しくなってその夜はどうにもなりませんでした。


いつも朝は窓越しに彼女を見送っている愛犬グレディに車を発車させる前に

I love you!と言って出勤していく彼女でした。


30年近くも働いてきた人材を容赦なく切ってしまう社会です。

年のいった新米教師の相棒がいつ切られてもおかしくありません。

これはこれはとても他人事ではなく、

私たちにとっても 本当に辛い出来事なのであります。