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あの時の人生の不思議を振り返って2017/01/08

あの時の人生の不思議を振り返って

新年を迎えたここ数日の間、意識の中に再び舞い込んできたアメリカで

シェアする私たちの人生の不思議な時の流れに思いをめぐらせていました。


2012年8月から一年間住んだマサチューセッツ州の北東部にあるHaverhillから

2013年の8月にマサチューセッツ西端部にあるlenoxへ引っ越して3年後の

2016年8月にはマサチューセッツ南西部海岸に位置するここへ引っ越してから

一ヶ月も経たない26日後に転倒が原因で相棒のママが急死しました。


相棒がソフトウェアエンジニアから転職を目指し教師資格取得してからの

初就活は2009年がスタートで、その時に70校応募して面接通知ゼロでした。


その結果、日本へ移住するのを決断したのでした。


その3年後の2012年にアメリカへ再び戻るために100校応募して3校からの

面接通知を受け取った結果、幸運にも唯一1校からの採用通知を果たして

アメリカへ移住することが出来ました。

もしアメリカで教職の仕事が得られなければ相棒どうしていたでしょうか、

恐らく仕事なしではアメリカへ帰国することは不安で、その時点で就いていた

日本の中学校でのALTの仕事を続けて日本に留まっていたと思います。


2013年のアメリカでの再就活では150応募して10校の面接通知を受けて

相棒のママが住むマサチューセッツ州西端部バークシャー地方で唯一唯一の

採用通知を得られた時のこの現実は信じ難いことでまさしく奇跡だと思いました。

不思議なことにも、そこでの住まいは偶然にも空いていたママの住まいまで

車で5分の距離にあるアパートでした。

ママが住むレノックスには必然的に導かれた結果だったんじゃないかと思います。


それぞれの人生ってやっぱり生まれた時から決められたシナリオに導かれて

生きているのかもしれないと思うと、しみじみしてしまいます。



 2016年の再々就活で決まった教師の仕事でこの地域に引っ越してきました。

苦労してやっと得た仕事でしたが相棒は10月14日で辞めてしまいました。


では、なんのためにここへやってきたのか今はまだ何も見えません。

単にこの先まだある何かへの通過地点なのでしょうか、



空と海と太陽に毎日包まれたこの地での生活の中で見るもの感じるもの得るもの、

夕焼けが反射してオレンジ色に海面が染まるように、太陽の光と空色が水面に

反映されて尽きることのないその自然の豊富な色彩の美しさは見逃せません。

美しい色を日々目にしながら尽きることのない制作意欲に繋げています。


こう言うといかにも自然の海や山を描いているようなイメージになってしまう

かもしれませんが、ちなみに私は抽象画をやっています。


新年を迎えてからやっと滞っていた物事が少しづつ流れ始めたのでしょうか、

最初に申し込んでいた場所での英語クラスでの参加出来る連絡を得ました。

週2回だけですが、授業は各4時間もあります。もっとも考えていないところ

からの連絡ですが、来週から参加するつもりです。


人生の不思議で言えば、そもそも相棒とインターネットで出会って結婚に至り、

相棒のママとの出会いにも繋がっていき、たった四年間だったけどママと密に

過ごせたこと、色々あってもこうしてなんだかんだと一緒に生活している

相棒との縁も私の人生のシナリオの一つであって、

まだまだこれから先も人生の不思議が待ち構えているのかもしれません。