あの手この手救いの手 ― 2017/03/01
たった二人だけの生活でも次々と切れることのない片付け洗い物がなんだか
この頃は脅迫的な感じになってしまい 心底うんざりする瞬間があります。
ウンザリして発作を起こしたように私が口にしたのは、毎日毎日おさんどんの
繰り 返しだけで生きているような生活が堪らないと吐き出してしまいました。
たったこれだけの日常茶飯事なことに過剰反応を起こしてしまう今の私は
思って いる以上に精神が病んだ孤立無援状態に陥っているのかもしれません。
すっかりと狭まってしまった視界の中で立ちすくんでいるだけで無気力状態。
そんな私の様子に驚いてか咄嗟に出たことが ”今夜、テイクアウトしよう!”
節約を心がけている相棒ですので、ちっとも嬉しくなりません。
(前は週一だったのが今ではチップのかからない月一のテイクアウト)
なので、これは私の意識に問題があってあなたのせいではないと言いました。
そんなことがあってか珍しくも花を買って外出先から戻ってきました。
バレンタインデーの日も多分その日がバレンタインであるこすらも
気がついていないんじゃないかと思うくらいロマンチックさに程遠い相棒です。
なので念のためその日、今日が何の日か知ってるか聞いたくらいでした。
一応は知っていたようでチョコレートを買うつもりでいたようです。
それプラス花が付いてくるかな〜って期待したんですがやっぱりないんですね。
余談:
日本での生活ではスーパーでよく仏壇の花を買ってきてくれた相棒でした。
(アメリカ人に仏壇の花なんてわからない)そんな気持ちも年々薄らいで
いくのは仕方ないんですが、もう少しアメリカ人はロマンチックなのかな〜
と思ったりで、ついつい期待しがちだったりで。
そんな相棒が私を心配して考えたすえにとりあえず身近な花を買ったようです。
これはこれで妙〜に照れくさくなるのは、やっぱりどこか女性らしい感性に
欠けていると思います。なのでロマンチックさに欠ける点ではどっちもどっちで
おあいこで釣り合っているのかもしれません。
あの手この手で私のご機嫌をとるタイプでは決してないのですが、
心配して気にしているのは十分に伝わってきます。
私自身が手を変え品を変えてあれこれと物事に取り組む力も知恵も材料もなく、
手に余るような自分にどう向き合っていけばいいか手段を失っていました。
そんな時に、思いもしないところから電話が入りました。
昨年、BCCのESLクラスにも申し込んでいたのですが、やはり定員いっぱいで
参加できない連絡を受け取っていましたが、新しいESLプログラムが来週から
スタートすることになったので、それに参加できるかどうかの確認の電話でした。
夜の部で6時から9時なので少し悩みましたが、行くことにしました。
これをきっかけに目が覚めて少しは張り合いになっていけばと思います。
このクラスで脱線しないようにしなくっちゃ~

調子に乗っている時の不思議な力 ― 2017/03/04
「調子に乗る」ってイメージはどちらかと言うと批判的な響きを含んでいますが、
私は「調子に乗る」=「勢いのある流れに乗る」いい意味で肯定的に捉えます。
ある意味、人間調子に乗らなきゃ〜物事って達成出来ないんではないでしょうか。
何かに取り憑かれたように勢いに乗って物事に取り組んでいるその一見怖いもの
知らずのようなその姿は不思議な力に支えられているようで、実際に物事が良い
方向へ良い方向へと流れていくその結果に驚かされます。
これは正に「調子に乗っている」に尽きます。調子に乗れない時は何やっても
うまくいかない感じです。そういう意味でサーファーのようにいい波がやって
きたら自然の力に押されながら乗って乗って乗りまくり前へ進んでいくだけです。
人生は山あり谷ありで、エネルギーがいい方向に向いて流れている時には何事も
度を超さないギリギリのところで調子に乗りまくりはしゃぎまくり浮かれまくる
のがいいと思います。いい波に乗れる時って本人の許容量を超えていても
やり遂げられたりする不思議な自然の力に導かれているような気がします。
自分の限界を超えてもストレスもなく前へ前進できる力に支えられているような
状態に身を任せて調子に乗りまくるからこそゴールへ到達できるんだと思います。
私のお気に入りの占いサイトがあって10年くらい前から毎年チェックしていて
これが励みになったりしているんですが、 今年は外へ外へと出て活動する活動期
らしく期待しているのですが、すでに三月にもなるのに何の気配もありません。
新しいESLクラスのスタートに少しづつ良い方向に好転していくかな....と、
しかしなんと!担当者から延期の電話が入り、先生がまだ決まらないとのことで
スタートが月末に変更になったんです!これまたガッカリ〜拍子抜けでした。
調子に乗れない時は何もかも見事にスムーズにいきません :(
それを相棒に話すと、なんと早速その担当の人に電話をしました。
なんの迷いもためらいもなく電話をする相棒、調子に乗っています!
留守電になっていたので教師の資格を持っているので私を採用できないだろうか
と入れていました! まだその結果は分かりませんが、あれこれと積極的に行動
していろんなことに手掛けていっています。 家庭教師の仕事も決まりました。
どれもこれもパートタイマーで不規則なのですが、とにかくやれることをやり
ながら今後の方向性を探りつつ最終的には一箇所に絞っていくための今は
ウォーミングアップ中ってところでだと思います。
私もそろそろ調子に乗っていきたいな〜と思うのですが、
果たして今年はどのような動向になるのでしょうか

いまさら何を言うかグルメでない私が食べたアメリカの寿司 ― 2017/03/07
アメリカでラーメンに挑戦しても寿司を食べてみようかなって全然思わなかった
のですが、この度 ”じゃぁ食べてみようかな” と思うチャンスが訪れました。
アメリカでお寿司を食べるのを避けていた理由は、ほとんどが中国人、韓国人が
経営しているので、単純に生モノの鮮度とその衛星管理が信用できずちょっと口
にしたくないのと、連れ合いの相棒が生ものは食べないのでアメリカでわざわざ
寿司を食べるという発想が今の今まで私には全くわきませんでした。
日曜日、ボストン近郊に住む長男夫婦がランチに私たちを招いてくれました。
いつもは料理大好きな相棒の息子が手作りするのですが、近所にある行きつけの
Japanese Restaurantでお寿司はどうだろうかと聞かれて、相棒の長男は料理
するのも食べるのも大好きでグルメな彼のオススメなら間違いないだろうと
せっかくの機会だし物は試しに食べてみることにしました。
メニューには日本語名で日本で食べるほとんどの品が揃っていました。
彼は全ての品を食べ済みでどれも好きだってことで、食通でない私の好みに
合わせてくれて単品で好きなものをチョイスでサバ、マグロ、エビ、ハマチ、
サーモン、穴子、イクラ、そして刺身各種を舟盛りでオーダーしました。
これはこれは生寿司だけは食べない相棒とはありえない外食の光景です!
長男の奥さんと相棒はBENTO BOXをそれぞれにオーダーしましたが、
まだ1歳のお孫ちゃんはイクラ大好きでお寿司だけを始終笑顔で食べていました。
サバ寿司は結構大丈夫かなと恐る恐る食べたのですが意外に美味しく大好きな
穴子も私にはイケましたね〜。ここのお店は日本人の経営者ではないのですが、
彼らかなりお勉強しているようで、日本のお寿司により近くをモットーに営業
している印象でした。 お酒が大好きな長男は熱燗3本ほど飲んでいましたが、
ウエートレスが回ってくるたびにお酌していました。
(お酌文化は日本特有のものと思うのですが、もしかして違うのかな?)
食通の相棒の息子のオススメを機にアメリカで寿司を食べた初印象は見た目も
悪くなく、ネタも私には問題なく新鮮そうには見えました。
ただイクラだけは鮮度がよっぽど良くないと日本でも食べられないので
パスしましたが、あとは全て完食して満足満足のランチとなりました。
アメリカで食べるラーメンよりはるかにイケてるお寿司がアメリカでも食べられ
るなんてこと知って、いまさら何を言ってるの〜なんですが、基本的に私は日本人
がこだわるほど刺身や寿司食べた〜いってのはほとんどなく、ま〜食べる機会が
あったら食べるくらいなので、お寿司の味にもこだわる人ほど厳しくないかも。
相棒と日本食のレストランへ行く機会あったら天婦羅のBENTO BOX美味しそ〜
やっぱこっちの方が私には食欲そそるかもしれません。

第二弾 いまさら何を言うか人生には三つの坂がある ― 2017/03/10
先日の友人の話で、お招きでお友達のお宅へ行った時に集まったなかに
口達者が居て、一人で延々としゃべっているような豪快な人だったそうです。
その人の一つの話で旅先で知り合った80代の人と談笑していて、その人生経験
を積み重ねたご老人が語ったその言葉の重みに感動して盛り上がったそうな。
そして、
友人がその話を私にしてくれて、人生には三つの坂があるんだけど、
その三つ目の坂をなんて言う坂だか知ってると聞いてきました。
「上り坂」は何をやってもスイスイと上っていくように万事が好調な時、
「下り坂」は今の私のように不調気味で思い通りにならない時、
もう一つの坂は....知らない私は咄嗟に考えつかずに、う〜ん「揺られ坂」?
「揺られ坂」は生き方に迷いや疑問を感じたときゆらゆらとつまづきながらも
暗中模索しながら生きる時...まるで今の私みたいな感じかなで、
そんな意味でなんともピント外れにもマトモな事を言ってしまいました。
これがこれが...いまさら何を言うかのまさかの『まさか』だったんですね!!!
その友人も知らなかったようで、なるほどーと、さすが人生経験のある人の
深い名言だねと感心しちゃった次第でした。
この『まさか』は、想像もつかない事態が起きた時に、どちらかと言うと
いい事態でない時に驚きの表現として使うことが多いかもしれません。
今、私たち夫婦は新たな人生の転機をむかえたようで、
二者択一の状況に立たされたような「揺られ坂」にさしかかっています。
そして今、私はこの揺られ坂道中で相棒の子供達との深い絆に感動しています。
そして、まさしく「まさか!」状態になっていて、こんな驚きの展開にも
「まさか!」と思えるような時をむかえているのかもしれません。

アメリカのキッチンでほのぼの ― 2017/03/13
こだわりがないというか、買いそびれていた炊飯器を、ようやく買った次第です。
アメリカ生活を初めてからの1年半は、鍋でこつこつと炊いていました。
それはそれで美味しいのですが、なにぶん面倒で時間なきゃやれないですね。

その後に機会あって、英語の先生から頂いた炊飯器を今日まで使ってきました。
(きっともらわなければ今日まで鍋で炊き続けていたかな)
保温出来る普通の炊飯器くらい欲しいな〜って頭の片隅にはあったのですが、
やっぱりこだわってないんですね、味の良し悪しは二の次で使い続けてきました。
ようやく買う気になったきっかけは、やはりアメリカに住むお友達のブログで
炊飯器で炊く美味しいご飯の記事を読んでからでした。
それからやっとこ相棒におねだりしました。アマゾンのポイントの都合で3月
入っての注文になり首を長くして待ちました。3月になってやっとこ三合炊きの
一番安い価格でオーダーして、10日ほどかかったでしょうかやっと届きました。
ほとんど毎日ご飯を食べている私たちの食生活、ワクワク気分で早速炊きました。
ご飯大好きなアメリカ人の相棒にも違いが分かるようです。
サクラメント産のこしひかりを食べているんですが、(お米の味にこだわる人は
これってどうなんだろか...)私たちにはさらに美味しい〜!私には十分です。
日本の台所では当たり前の当たり前の光景でとりたてて感動もしないものですが、
アメリカ生活でアメリカの台所で見る日本の炊飯器は感動的であります。
5年ぶりの炊飯器と炊いたご飯で本当に本当にほのぼの幸せ気分になりまーす。

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