第一印象だけでは分からないけど ― 2017/06/19
一体いつになったらと気を揉んでいましたが、やっとこ会長さんから
メンバーシップになるための審査面接の日の連絡を受け取り行って来ました。
玄関から入ると車椅子に座った、会長さんかご主人のお母様だと思いますが、
私たちに笑顔で手を振ってくれていました。 家を改装中ということですぐに
バックヤードのテラスに通されました。 隣との仕切りのないどこまでも繋がっ
たようなバックヤードにはキレイに刈られた芝生が広がり、大木だけ残されたそ
の抜けるように広がる視界空間はまるで避暑地のように安らぐ美しい光景でした。
テラスにはすでにお二方が待機していらっしゃいました。
テラスのコーヒーテーブルには大きなプレートに並べられたクッキーが
置いてありました。日本人の感覚ではこのあとは普通にお茶を出すのですが
飲み物は出てきませんでした。これはアメリカの接待の標準なのかな。
お二方とも日本人には馴染みのない名前で全く覚えられません。
挨拶を済ませると、なんと会長さん、お二方に任せるつもりで立ち去ろうと
するので、お二方慌てて、立ち合うようにおっしゃるではありませんか。
えっ!会長さんがなんでお二方に任せてしまうのかしらんと私も思いました。
お二方は70代前半くらいの標準的に感じの良い人たちのようでした。
難しいことは何もなく世間話するように、相棒テンション上げてよくしゃべって
いました。お二方の反応を観察していて、いい印象を持ってもらえたと思います。
会長さんはお二方よりも若い60代半ばくらいで、立ち去ろうとした以外は特に
変な感じもしませんでしたが、相棒はどうも電話のやり取りや今回の印象でも
ちょっと変わってるかもと言ってあまりいい印象を持っていません。
正式な売買契約を結ぶ日が来週の金曜日だと言っても、 これから自治会の
主要メンバーに報告して承認が得られるかどうかの結果に数日はかかると思うと
答えるだけの会長さん。 実際に会って私たちの印象で判断できるだろうから、
承認は間違いなく得られると思いますので、ご安心をくらいは社交辞令でも
言ってもらえれば嬉しい相棒だったようです。 前の会長さんが病気になって
急遽決まった新しい会長さんで、この人を選んだのも皆さんだろうし…、
とりあえずは今のところ私の直感内ではこの人???とは感じていません。
実際このコミュニティ内に住む以上は、最低限の関わりは避けられないかも
しれません。そんな中いろんなことが見えてくると思いますが、全ての現実を
前向きに受け止めていくつもりではあります。面談の時にすでにお二方の
お一人がコミュニティのニュースレター作成を相棒に担当してもらえると
いいようなことをおっしゃり、この時、お二方はかなり良い印象を相棒に
持ってくれたと確信しました。
第一印象が良いも悪いもひっくり返る可能性は大いにあったりします。
人の良し悪しや相性などは日が経つごとに明らかになってきますが、
腰を据えて暮らして行くとなれば、簡単に逃げ出すことは出来ませんので
良し悪しひっくるめて味わっていくつもりで生息していかなければなりません。

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