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そう言う私も嫌なオンナかも2017/12/07

そう言う私も嫌なオンナかも

私が働いているレストランの人達の印象をちょっと呟いてみようと思います。


仕事柄なんでしょうか、男女共にアメリカ人独特のあの太いのはゼロで、

ぽっちゃり系とノッポな人が数人いるだけであとは比較的日本人のような

体型で小柄の細身の人が揃っています。


調理人や一部を除いたほとんどの人たちはシフト制で働いているようで、

私と同じ曜日に働く顔馴染みになった人たちとは週に1、2回会うくらいです。


メニューを持って席へ案内するホステス、若く美人な二人が交代で働います。

見慣れた人達と全く別世界のような容姿と雰囲気の漂う綺麗どころの若い女性が

キッチン内に入って来た時、誰かの娘?って感じで最初は彼女たちがホステス

であることに気がつきませんでした。


私が働く夜の時間帯で見る限りのウェイトレスは、ほとんどが年配の人たちで

恐らくキャリアの長〜い人達の集まりだと思います。


店内にはフルバーもあって、古株のような女性2人が担当しています。

一人の年配の方は毎回会うのですが、洗浄してラックに入ったグラスを(これが

結構重たい)運んでいった時に”ありがとう”と無愛想に言うだけですが、根っから

愛想のないのが彼女のキャラなんだと思えるような人なのでなんだ気になりま

せん。実際に接客しているのを見る機会がないので、そんなんで接客出来るんか

なって感じなんですが、裏表のないような逆にそのキャラが受けているのか、

何かいい点があるからそのポジションを継続しているんだとは思います。


そんな彼女にとんでもない事をしてしまいそうになった私でした。


先週の土曜日の片付けの時の事でした。私が立てかけていたモップが倒れた瞬間、

もう少し倒れるのが遅かったら彼女に直撃してしまっていました。その時の彼女

のリアクションなんですが、やはり一言も発せず一瞬固まって怖〜ぃ顔つき

で(普通でも無表情で怖ぃ感じ)ちょっと睨んだだけで行ってしまいました。

焦った焦った焦りまくりました!”Oh myGod!”そこに居合わせた男性と顔を

見合わせ声を殺して苦笑!その後なんですが、再びキッチン内で会った時に

何か言いながら、なんとその彼女の顔が笑顔になっているのを見ました!

彼女の笑顔 ...これはこれは驚きの発見でした。


レストランとは入口が別になっているテイクアウト部門を担当している人が

常備2人くらいます。ここも揃って年配組みです。テイクアウトの店内は

小さなテーブルが4つくらいある細長いスペースで、ここで私たちも15分の

休憩をとります。カウンターで仕切られた奥がキッチンになっています。


サラダを盛り付ける係りは、唯一若い揃って細〜い体型の女性3人+男性1人が

交代で働いていて、テイクアウトの方の電話を受けたりして手伝っています。

ピザとブレッドを焼く部門では3人の交代制で1人が担当しています。

その中の1人が、週1日だけ調理人助手として厨房に入っています。

1人の調理人(助手)は週一だけディッシュウォッシャーとして働いています。


調理人は日本の包丁を持った年配の男性と紅一点として大柄なパワフルな女性と

キッチンマネージャーにあとは比較的若い3人くらいが働いています。


皿洗いは私を入れて5人、1日3人態勢で今では私はマシン専属になっていて

超忙しい時、洗ったお皿が山積みになってくると1人が助っで入ってきます。


お皿を下げるバスボーイは3、4人+バスガール1人がいます。

ウエイトレスの仕事を助け大きなトレイに乗った料理を時どき運んでいます。

このバスガールは20歳前半くらいでしょうか、大柄で仕事がダイナミックで

パワフルな女性で、大きなトレイに乗った料理や空き皿を難なく運んでいます。

どうもですね、私はこの女性に好かれていないようなんですね。

他のスタッフとは和気藹々にしているのですが、私は目を合わせたことがなく

挨拶してもシカトされます。

ある日、そんな彼女の行動について気がついたことがありました。


お客の食べ終わった食器をてんこ盛りにして洗い場に運んでくるのですが、

いつも大きなトレイをそのまんまボンと置いてさっさと去っていきます。

種類別にきちんと分けて置いていくバスボーイもいます。しかもそのバスボーイ

はそこに置きっ放しのものがあれば、それもついでに整理してくれます。

お皿に残った食べ残をゴミ箱に処分するだけの人もいますので、

どうも決まりがないようで性格の違うバスボーイによってそのやり方は様々です。


アメリカではやはり役割分担がはっきりしているようですがウェイトレスも

たまに洗い場に空き皿を運んできて空いている場所にそのまんま置いていきます。


どうしても日本人的根性で自分の仕事をしながアメリカ人の働きっぷりを観察

しては内心、状況見てもう少し気が回らないのかな〜と思ってしまう私です。


そのバスガールのことなんですが、ある日気がついたことがありました。


彼女とはキッチンマネージャーのお休みの土曜日に一緒になるんですが、

キッチンマネージャーが土曜日に珍しく出勤していた時のことでした。

その彼女が下げてきたお皿の食べ残しをゴミ箱に捨てお皿をまとめていました。

私が見てる限りそんなことしたことありませんでした。キッチンマネージャーは

私の後ろに居て比較的みんなの動きが見渡せる位置で調理しています。

そのバスガール、次にはいつものようにトレイごとボンと置いてさっさと

去っていきました。何気に後ろを見るとそのキッチンマネージャーがそこに

居ませんでした。 それで彼女の行動を観察すると、どうもキッチンマネージャ

ーが定位置に居ない時にはさっさと行ってしまうのが分かりました。

なんてこった〜、そんなことだったんだと内心呆れてしまいました。


人を見て態度を変えるこのバスガールは単にアジア人が嫌いなのかもしれません。

オーダーストップの時間帯を超えてお客が減ってきた頃にバスボーイが洗い場に

入って残りの片ずけと洗い場の掃除を始めるのですが、彼女が担当の時はすぐに

そこから引けて私もキッチン内の掃き掃除を始めます。

初めはそれが分からず、指示されるまで一緒にやるんだと思って続けていると、

かなり私を避けているようで私に直接ではなく皿洗いの古株の男性に私の方を

見ながら私が引けるように言っているのにすぐに気がつきました。


小娘だろうがなんだろうが、人を見て態度を変えるこのタイプにムカついて

しまいます。それでも仕事始めの挨拶だけはするのですが、一方通行は改善

されません。私も挨拶やめて思いっきり無視しようと思いますが、

これじゃ〜私も含めて嫌なオンナに変身って感じでもありますね。


この小娘とやはり挨拶しても返してこない年配の感じ悪そ〜うなウェイトレス

だけが無礼であって、あとの大勢のスタッフたちは普通なので幸いしてます。


どこの国にもどんな職場でも「嫌なヤツ」は必ず見事にいるわけで...

こりゃ働く以上は人間関係のトラブルは宿命で避けられませんね。